2005年 元旦特集・本社主催事業
 

「多彩な催し」 宮古毎日新聞社主催事業
 本社は「宮古本因坊戦」を皮切りに年間14の主催事業を、文化やスポーツなど地域の発展や振興に寄与することを目的に開催している。各地に受け継がれるクイチャーが一堂に集う「クイチャーフェスティバル」、軟式野球約100チームが参加する「全宮古軟式野球選手権大会」など好評を得て、年々盛り上がりを見せている。本社の主催事業を紹介する。
 

《 本社主催事業開催スケジュール 》

3月

【 宮古本因坊戦 】
 囲碁宮古一を決める第27期宮古本因坊戦は3月に開かれる。一次予選(4段以下)を皮切りに開幕し、二次予選、決勝リーグが行われる。昨年は宮里光雄6段に平良博彦6段、知念正夫6段、宮城實一5段が挑戦し、知念6段が3戦全勝で初のタイトルを獲得した。

4月

【 全宮古少年少女将棋大会 】
 第9回宮古毎日新聞社杯争奪全宮古少年少女将棋大会は4月に開催される。小学生の部、中・高校生の部に分かれ、盤上で熱い戦いを展開する。大会は日本古来の伝承文化である将棋を通し、健全な精神と豊かな人間性の育成および将棋愛好者の底辺拡大を目的に開かれている。

5月

【 エッセー賞公募 】
 
宮古ペンクラブ設立記念事業「第2回エッセー賞」は5月に公募を行う。募集対象は中・高校生の部、一般の部の2部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、佳作を表彰する。エッセーは、指定されたテーマと自由選題で応募できる。成績発表は6月に行われる。

7月

【 サマー囲碁まつり 】
 
2005サマー囲碁まつりは7月に、こすみ囲碁教室で行われ、多くの愛好者が集い、対局を行う。部門は▽A組チャンピオンの部(6段クラス、対局方法互先)▽B組3、4、5段の部(同手合割)▽C組2段以下の部(同手合割)。表彰はA組でチャンピオン賞、B、C組で勝率第1位、最多勝星賞、最多対局賞について争われる。

8月

【 宮古毎日親睦ゴルフ大会 】
 第8回宮古毎日親睦ゴルフ大会は8月に、開催される。大会には2日間で島内外から大勢のゴルフ愛好者が出場。一般、シニア、ミッドグランドシニア、レディースの4部門で、日ごろ鍛えた技術を競い合う。プレーの合間には参加者同士、ゴルフ談議に花を咲かせるなど、交流も楽しむことがこの大会の魅力の1つ。表彰式では各部門の上位入賞者やニアピン賞、ドラコン賞獲得者も表彰され、お楽しみ抽選会では宮古―東京往復航空券や自転車、ゲームなどが当たり、参加者に喜ばれている。

【 中学生卓球選手権大会 】
 第7回宮古毎日新聞杯中学生卓球選手権大会は8月に行われる。大会では日ごろの練習の成果を発揮することと他校の選手間で交流を深めることなどが目的。競技はシングルス、ダブルス、団体の3種目で熱い戦いを繰り広げる。昨年は5校45人の選手が参加し西辺中が全種目を完全制覇する活躍を見せた。

【 親子ふれあい手づくり広場 】
 第18回親子ふれあい手づくり広場は8月に行われる。約100組の親子が参加し、カンカラ三線や竹馬、ベンチ作りに挑戦する。親子ふれあい手づくり広場は、子供たちに手作りする喜び、工夫することの楽しさを伝えることが狙い。同時に、親子が触れ合う機会を設けて家族のコミニュケーションを深めてもらうことも目的にしている。

9月

【 レディースバドミントン大会 】
 第4回宮古毎日新聞杯レディースバドミントン大会は9月に開催される。大会はバドミントン愛好者の技術向上と親ぼくを図り、「スポーツアイランド宮古島」を実践する目的で開催される。A、B、C、初心者の4クラスに分かれ、個人戦ダブルスのリーグ戦で優勝を争う。昨年の大会には高校生以上の女性39ペア78人がエントリーし、白熱した試合が繰り広げられた。

10月

【 全宮古軟式野球選手権大会 】
 第14回全宮古軟式野球選手権大会は10月に開幕する。大会はA、B、C、壮年、実年の枠を取り除かれ約90チームが出場し、宮古一を懸けて熱戦を繰り広げる。本紙では約2カ月間にわたる大会期間中は熱戦の模様を、より詳しくよりダイナミックに報道している。優勝チームには優勝旗と優勝カップ、優勝記念Tシャツなど豪華賞品が贈られる。

11月

【 クイチャーフェスティバル 】
 第4回クイチャーフェスティバル2005は11月に開催され、伝統クイチャー、創作クイチャーを繰り広げる。各地域に受け継がれる「伝統クイチャー」、創造を生かし新たな息吹を感じさせる「創作クイチャー」などが披露され、昨年は17団体総勢1000人が出演した。最後は全出演者によるクイチャー大共演でフィナーレを飾り、さらなる普及を誓い合った。創作クイチャーの部には「アパラギ賞」「プカラス賞」「パニパニ賞」などの表彰が設けられ、毎年趣向を凝らした衣装や踊りが披露される。クイチャーは先祖代々、脈々と継承されてきた宮古特有の民俗芸能であり、多くの人に親しまれてきた文化遺産。このフェスティバルを通して継承発展に寄与することが目的で開催される。

【 全宮古少年サッカー大会 】
 第13回宮古毎日新聞社杯全宮古少年サッカー大会は11月に開催される。高学年(5、6年)、中学年(3、4年)、低学年(1、2年)の3部門で宮古一を懸けて熱い戦いが展開される。昨年から子供たちの出場機会を増やそうと中学年の部が新設され、3部門で計25チームが出場し、力と技、スピードを競い合った。スポーツを通じてチームプレーの楽しさを体験し、交流を深めるとともに、心身の健全育成を図ることを目的に開催されている。

【 全宮古書道展 】
 11月には第24回全宮古書道展が開幕する。児童生徒および一般の力作合わせて1000点余が展示される。書道展は回を重ねるごとに、その内容、質ともに向上。多くの来場者に感動と勇気を与えている。開催期間には来場者が大勢詰め掛け、各部門の「書」をゆっくりと鑑賞し「文化の秋」を満喫している。昨年の書道展には初めて養護学校の生徒が応募したほか、特別企画展と銘打って平良市名誉市民の故山中貞則氏愛用の筆硯も展示された。

12月

【 市長杯争奪囲碁大会 】
 12月には第19回平良市長杯争奪囲碁大会がこすみ囲碁教室で開かれる。A組(5段以上)、B組(初段−4段)、C組(1級−9級)の3組で熱い対局が展開される。大会では一手一手を真剣な表情で打ち進め、会場は熱気に包まれる。入賞者には宮古−那覇往復航空券など豪華な賞品が贈られる。

【 ジュニア囲碁大会 】
 第2回ジュニア囲碁大会は12月にこすみ囲碁教室で行われる。囲碁の普及と愛好者の底辺拡大を目的に昨年から始まった大会。正式な囲碁で対局するA級、入門者向けの「十三路盤」で対局するB級、「石取りゲーム」のC級に分かれて盤上で熱い戦いが繰り広げられる。

 

 

 
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