「うりずん」という言葉とその季節が大好きです。さわやかな風が吹き、一年で最も花が咲き乱れるこの時期、暖かい南風に押されるように人々の行動も活発になります
▼「うりずん」と言えば、沖縄フォーク村(懐かしい!)の、のひなひろしが情感たっぷりに歌い上げる「うりずんの島」が思い起こされます。本土復帰に伴う開発で変わっていく故郷の風景、人々の心を鋭く描いたこの曲は、沖縄フォークの名曲中の名曲だと思います
▼沖縄の季節を現す言葉に「うりずん」のほかに「若夏」という言葉があります。現在は同義語として使われていますが、研究者によると、2つの言葉には時期的なずれがあるそうです。「うりずん」が旧暦二、三月の麦の穂が出る頃、「若夏」が四、五月の稲の穂が出る頃だそうです
▼その語源は「若夏」は読んで字のごとくですが、「うりずん」は潤うという意味の「うり」と、浸みとおるという意味の「しむ」が「ずん」となり、複合してできたもので、「降雨が土に潤い浸みる」ことを原意にした言葉だそうです
▼これらの季節が沖縄で一番いいと考える人も多いことでしょう。会社や自宅に閉じこもってばかりいないで、海や山で最高の季節を満喫しましょう。
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