やんばるの歳時記・・・年中行事と祭り



表の月/日は旧暦(太陰暦)です。「吉日」の日取りはその年の干支、叉は部落(ムラ・シマ)、門中等での話し合いにより決められます。


行事名コメント(括弧の日付は西暦2008年太陽暦の月日)
12月 8日 鬼餅(ムーチー) 月桃(げっとう・サンニン)の葉で包んだ餅を供え、邪気を祓い、家族(特に子供達)の健康を祈願する。(08.1.15)
24日 御願解き(ウガンブトゥチ) 火の神がこの日から正月の四日まで天に帰るので、台所を清め御願をする。(08.1.31)
29日 年の夜(トゥシヌユル) (08.2.6)
1月 1日 (旧)正月 (ソーガチ) 戦後、琉球政府が新生活運動の一環としての新正月一本化運動が展開されたことで、村や集落によって、新・旧の正月が混在している。(08.2.7)
2日 若水元日、叉は2日の朝、若水でお茶を点じて仏壇に供え家族の健康祈願をする。
3日 初起し(ハチウクシ) 仕事始め。農家ではこの日の朝、畑に鍬を入れた。
吉日 生年祝い(トゥシビー) うまれ年と同じ干支の年に(今年は巳年生まれの人)、1月最初のその干支の日を選んでお祝いをする。
16日 十六日(ジュウルクニチ) 後生(グソー/あの世)の正月 墓前で祈願をし、ご馳走を広げお祝いをする。(08.2.22)
2月 吉日 腰休め(クシユクイ) 田植えの後の休養日。
3月 3日 浜下り(ハマウイ) この日は、ムラの女性全員が浜に下りて身を浄め、その日一日は農事、家事を忘れ楽しく過ごす。(08.4.8)
吉日 清明祭(シーミー) 沖縄の三大行事の一つ。門中墓に一族が集まり、お重の料理を供える。親族の大ピクニックである。
4月 吉日 畦払い(アブシバレー) 田植えの後(旧暦4月中旬)、畦の草を刈り害虫獣を払う。その後角力、闘牛、競馬大会などが開催される。
5月 4日 四日の日(ユッカヌヒ) この日は、子供におもちゃなどを買ってあげる。また、豊漁祈願の爬竜船(ハーリー)競争が各地で行われる。(08.6.7)
15日 5月ウマチー(グンガチウマチー) 稲の初穂祭(08.6.18)
吉日 原山勝負(ハルヤマスーブ) 農作物、家畜などの農事奨励祭
6月 15日 6月ウマチー(ルクガチ)ウマチー 稲の収穫祭。村で新米を御嶽など祖霊に供え、豊穣を感謝する。(08.7.17)
25日 カシチー(カシケー)強飯を炊いて祖霊、火神などに供え、家族で豊作、健康を祈る。(08.7.27)
   ウマチー叉はカシチーの日には、綱引き行事で、その年の豊凶を占った。
7月 7日 七夕盆にむけて、墓の掃除をし、先祖を迎える準備をする。(08.8.7)
吉日 シヌグ7月の亥の日を選んで行われる田畑の祓いと豊作祈願の行事。
15日 七月(シチガチ) 盆。粗霊を各家に招き、豊作、健康への感謝と祈願をする。
13日はお迎え(ウムケー)、14日は中の日、15日はお送り(ウークイ/08.8.15)、16日はエイサーの日。
吉日 ウンジャミ盆の後の亥の日を選んで行われる海神祭。
8月 8日 トーカチ米寿の祝い。八八歳の祝いを八十八と書くと米の字になるので、米を計る時に使う竹の「斗掻(トーカチ)」のかたちをした竹筒を盛り米に立て、祝いに来た客に配った。(08.9.7)
15日 八月十五夜(ジュウグヤ) 村を挙げての豊年祭(ムラアシビ)が、この前後の日に行われる。(08.9.14)
9月 7日 カジマヤー97才の長寿祝い。近年はカジマヤー(風車)等を飾りつけたオープンカーを先頭にオバー以下、一族が車で村中をパレードする。(08.10.5)
9日 菊酒9月9日(クンガチクニチ) 重陽の節句。菊酒(菊の葉三枚を浮かべた盃)を供え、無病息災を祈る。(08.10.7)
11月 24日 冬至(トゥンジー)  寒波の中、肉や野菜の入ったジューシー(炊込み御飯)を供え、いただく。(08.12.21)

・行事の日程や内容、その解釈などは地域・集落によって異なる場合があります。



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