
ゴーヤーの呼び名
ゴーヤーの学名はMomordica Charania Linnという。 Momordicaはラテン語の噛む意味からきており、種が歯で噛んだようなギザギザがあることに由来する。
英語では、Bitter Gourd Galsam Pearで、中国語では、苦瓜 などと呼ばれている。沖縄では、ゴーヤー。
ゴーヤーの原産地
東インド、インドネシア、ボルネオなどの熱帯アジアの原産である。
いつ沖縄に持ち込まれたか
沖縄に伝来した時期はあきらかでないが、「琉球国由来記」(1713年)に、苦瓜(にがうり)の名が見られることから、それ以前に入ってきたものと思われる。
ビタミンCの王者
ビタミンCが豊富で、100グラムあたりのビタミンCはキャベツの4倍、レモンの2〜3倍である。ゴーヤーのビタミンCは、熱をくわえてもこわれにくく調理してもビタミンCが吸収できる。
ゴーヤーの苦み
苦味成分を含むが、これはモモルデシンと呼ばれる。
この苦味は夏の暑気を払うのに適当な刺激にもなる。「ゴーヤー料理」は特に夏負け防止によいといわれ、古くから沖縄県民によく食されている。
おいしいゴーヤーの見分け方
〇旬 6月〜8月
〇全体的に張りがあり、実がひきしまった緑色のこゆいもの。
〇突起は細かく、ゴツゴツしているもの。(新鮮)
世界のゴーヤー
ゴーヤーの苦味を楽しむ文化は沖縄だけではない。
実は。アジアの多くの国で、ゴーヤーの苦味は楽しまれているのだ。
中国
中国では、南方各地でよく食べられている。品種は、沖縄のものとほぼ同じで、広州では「涼瓜」(りょうが)と呼ばれ、やはり暑いときによく食べられる。
フィリピン
フィリピンでもゴーヤーチャンプルー(アンパラヤギサド)は、ポピュラーな料理。ゴーヤの葉も食材としてちゃんと使われている。
インド
沖縄のものより太く短いインドのゴーヤー。焼く、煮る、炒めると食べ方はいろいろ。カレーに入れることもあるらしい。インド産のゴーヤーは缶詰にされてアメリカで売られているらしい。
ベトナム
ベトナムには「ニガウリと豚肉のあえもの」という、ゴーヤーチャンプルーそのものの料理がある。
タイ
タイには「マラ・キー・ブンク」と、小ぶりで濃い緑色のものすごく苦い「マラ・チン」という2種類のゴーヤーがある。前者は炒めたり、蒸したり、煮たりして食べる。後者は生で食べたり、焼いたりする。
参考文献:財団法人 沖縄県農業後継者育成基金協会発行
みんなで学ぼう「沖縄の農業」より
