春な忘れそ 〜 治療関係 1 〜

目次  1 薬アレルギー  2 続・薬アレルギー  3 8年ぶりの腹部エコー 



1 薬アレルギー
 苦しみながらも、自分の身体が不思議〜だ、と思った話です。

 ある日いつものように(^^;)寝坊してた私は、遊びにきていた従兄のお嫁さんに起こされました。お嫁さんは「おはよ〜」と言った次に「どーしたの? その顔」と言いました。そんなにむくんだ顔をしてるかなーと思って鏡を覗くと、ぷつぷつと赤い湿疹がでていました。顔だけでなく、首のあたりにもできていました。
 私どっかで何かもらってきたかな〜?と思いつつ「三日麻疹かね〜?」「かゆくはないよ〜。それに自分は子供がかかる流行病はほとんどかかってるよ! いばりっ」という会話ののち、お嫁さんは妊婦さんなので原因不明ではうつってないか不安だろうということで。取りあえず風邪とかでお世話になる、信頼しているかかりつけのお医者さん G先生の元へ行くことにしました。
 午後にお医者さんへいく頃には、湿疹が午前中より広がっていました。なんか、やばいなあと思いつつ、診察を受け、麻疹の検査法とか色々先生に話を聞いて、取りあえず「三日麻疹」という診断がつきました。3日経っても治らなかったら、他の病気と言うこと。「三日麻疹はかかったはずなんだけど、2度もかかるのかな〜。免疫ってよくわからん」と思いつつ、取りあえず名前の通り3日我慢することにしました。

 しかし、3日たってもおさまりませんでした(涙) それどころか湿疹は腕、腹、足と下半身へ広がるし、湿疹が出た後には眠れない程の猛烈なかゆみがやってきました。かゆくて何もできない、こんな苦しいのは、入院する時以来でした。そして、5日目にSLEで見てもらう S先生の所へ行きました。
 朝のプレドニンを飲む直前が一番かゆいという、かゆみの周期から、診断は何かのアレルギーらしいと言うことでした。でも、心あたりはよくわからない。湿疹の出る9日前に、耳垂れ治療用に出されて飲んだ化膿止め、あれがいっちゃん怪しい。しかし、確実ではないということで、麻疹・三日麻疹の抗体検査の採血をし、抗アレルギー剤と軟膏、念のためのステロイド軟膏(アトピー等に使う)をもらって帰りました。
 で、薬をもらってこれで楽になるかと思ったら、そんなに変わらず(涙)ステロイド軟膏は使っても効き目がなかったので、アトピーとかではないということがわかり、ちょっと安心しました。
そして、アトピーは夜も眠れないほどのかゆみというし、この病気の人は大変だなあと思いました。

 9日目、かゆみは相変わらず。また病院に行き、前回と同じ薬を処方してもらい、検査結果を聞きました。なんでも「かかり始めに立ち上がる抗体はでてない=麻疹ではない」そうで、ますます薬アレルギーの可能性大です。
 でも、9日前のが何で今頃よ〜!? ・・・そう言えば、飲んで2・3日後に顔が紅潮してたこととか、今なら思い当たることがちらほら浮かんできて、先生の「何で早く来なかったの〜」の言葉に、「だっからよ〜」という感じでした。

 しかし、どうこう言っても薬を3日分(9錠)きっちり飲んでる私。先に湿疹が消え、かゆみがおさまるまでに3週間程かかりました。割ってみると、1錠で3日程の苦しみですね。その間、自分の身体に「薬が合わないなら、さっさと表わさんかい!」と何度突っ込みを入れたことか(苦笑)

 この後で、かかりつけ医師 G先生にこの一件を話したら、「この薬は安いからね〜」と言っていました。(おいお〜い)
 この件は、薬アレルギ〜?で片づきますが、のちに続きます。免疫とか仕組みってものは不思議だよね〜と思わずにいられない出来事でした。



2 続・薬アレルギー
 私の身体はちゃんと学習機能があった、と言うお話です(苦笑)

 あの、強烈なかゆみ・・・薬アレルギー?事件から半年経ったある日。私は足の貫入爪の治療を受けました。その時、薬アレルギー?の事が怖い私は、処置後に抗生物質を処方してもらわなかったのです。傷口がじくじくしてる感じだったので、「やっぱり、化膿止め飲んでた方が良いよね」と勝手に思い、じ・つ・は、前回追加で2度目にも処方されて残っていたあの問題の薬を1錠だけ飲みました。(あの時、飲んでなくてよかった〜)前回、本当にこの薬に当たったのか?調べる機会とも思ったりもして(皆さんは古い薬を飲むなんてしないように)。
 そしたら、今回は・・・反応がすぐ出ました〜。6時間経たない内に、顔が熱感を伴い、むくんできました。私の身体は前回の体験の学習機能が働いてる〜と関心しつつも、だんだんひどい顔になり、かゆみも出てきて、困ったちゃん状態になっていました。しかし、後悔先に立たず。

 次の日にいつもの病院へ行き、予約なしで外来へ飛び込みました。先生は外来にいない日だったのに、受付の人に会うと顔を見るなり「ひどいですね、先生を呼びます」と言われました。それ程、ひどい顔をしてた訳ね、レディーたる者が!(笑)
 主治医はS先生からT先生に変わっているのですが、あまり待たずに先生に見てもらえました。また、T先生には、貫入爪治療の事を話してあり、もしもの薬アレルギーの対処方を相談していたので、理由を話して「もう、これでアレルギー出るのがわかったねー」と笑いながら治療をしてもらいました。とほほ。
 そして今回は、前回と違い、抗アレルギー剤を点滴してもらいました。質問したら、これは早めの治療の方が効果があるらしいとの事です。点滴をうってもらい始めたら、寝てないからか?薬が効いたのか、副作用なのか眠気がおそってきて、点滴が終わるまで1時間ほど眠りこけてしまいました。しかし、その頃には、顔の熱感もほとんど取れていて、アレルギーもすごいけど、抗アレルギー剤の効き目もすごい!と感心していました。
 でも、それからが問題。効果もすごいが副作用もすごいようであまりの眠気に帰り道、寄り道して母親のお店で5時間程爆睡してました。・・・これで、真っ直ぐバスに乗って帰ってたら、バスの中で眠りこけてはるか遠くの名護まで飛ばされてたかもしれないし(笑)、車持ってたら運転なんか絶対無理でしたね。

 取りあえず、薬で前回よりはましな気がするものの、4日間はかゆみに悩まされました。1錠で3日の効き目という、前回の計算は合っているようです(苦笑)

 前回は不可抗力でしたが、今回は私が悪いということでとてーも反省しました。あの系統の薬は避けよう、古い薬は飲むな、勝手に判断すな!という教訓を得、強く肝に銘じたのでした。
 それにしても、前回3日?の反応タイムラグが今回は1日程だし、私の身体の学習機能、偉いぞ!(でも、ほんとに反省してます。もうしませ〜ん!)
3 8年ぶりの腹部エコー
 2月早々の内科では、腹部エコー検査がありました。
しばらく(8年位(^^;))してないし、肝機能が悪いのは脂肪肝なのかな〜?ということでの検査オーダーでした。
 結果。「脂肪肝、かなぁ〜?」ということでした(笑)
 検査時、検査技師さんにも聞いたし、先生からも説明があったんですが、なんでも、エコー時の色で分かるんだそうです。
 で、私は、その中間のような色。だから、かなぁ?ということ。
 そういえば、前の検査の時も「かなぁ?」ということだったので対して変わってないんでしょう。まぁ、脂肪肝だったら、またそれはそれで困るので、良かったかな(笑)
 それより気になるのは、ポリープができてるとか。検査技師さんが腹をぐりぐりしながら、モニター見てる時、私もモニター見てたんですが、『うーん、画面でちっちゃな何かを計ってる』
 んで、「過去に、胆のう関係で何か言われました?」と聞かれたので、「何もないです〜」と答えて。『んお、胆石か? 元彼みたいに腹腔鏡手術!?』とちょっとドキドキしました。
 #彼は、私が熊本から沖縄に帰ってきた週に、胆石の為に手術してます。
 で、結果は、3ミリのポリープだったんですが。ポリープというと、胃や喉に出来て、ストレスや使いすぎ疲労というイメージだったので、聞いた時には、自分って胆のう使いすぎるような事してるのかな〜、と(苦笑)
 で、場所が場所ですし、どーしたら治るのかわかんないので(治るのか?)、「これからどーするんでしょう?」と先生に聞いてみたのですが
 答え:経過観察。
…という名のほったらかしでいいって!(←違います(苦笑))
理由:ポリープが小さいということ。(何mm〜何mmだと、*期間のエコー検査とちゃんと説明してくれました)
食事制限とかはしないけど、脂っこい食事はひかえてねってところです。良性か悪性かって判断は、場所が場所だけに、これからの経過観察で見ていくんでしょうけど。
 小さなポリープは、コレステロールの塊がほとんどらしいので、私もそれじゃないかと。…まぁ、楽天的なこと(苦笑)
 というか、心配してても時間が経たないとわかんないことだと思うし。胃を痛めるのは、家の問題だけで充分なので(苦笑) またの検査を楽しみにしたいと思います。
 #しかし、どーして肝臓系かなぁ…(((((;^^)

('04 2 11)