バナー交代のいわれ
我が那覇南R・Cの初代バナーは、沖縄本島南部の抜けるような青空と碧りの海、 それに、地平線の彼方、遥かに慶良間の島々を眺望しながら、糸満漁師の漕ぐ”さばに”、 空には那覇空港から絶えまなく離発着する飛行機をあしらった構図で、当クラブのテリトリーである 小禄、豊見城、糸満の特徴をバランスよく図案化した傑作である。(と思っていた。)
我が那覇南R・C創立のこの年、EXPO’75(海洋博が開催されている。)沖縄の戦後は 終わって、新しい経済建設への槌音と共に我がクラブの発展のシンボルであったこのバナーに最近クレームがついた。 ロータリー微章の上を飛行機が横切っているのが”いかん”と言うのである。
これを真にうけて、いかにも ロータリーの尊厳を傷つけたかと、飛行機をおろそうということになった。今のバナーはこうした論争の 結果うまれたものであるが、一方、ロータリーについての見識も深まった今日では、途中で降ろした 飛行機については、一寸軽率なことをしたものだと聊か残念に思っている所である。と言うのは、 バナーの由来は、あるロータリークラブが、クラブ旗とは別に小旗を作ったのが始まりで、ロータリーの 定款や規則には何の定めもないものだとわかったからである。
ともあれ、現在のバナーが今後は、我が那覇南R・Cのシンボルとして活躍する事になる。 そして、この思い出の旧バナーに対しては、ここに万感の思いをこめて、別れを告げておこうと思う。
(初代・二代会長 赤嶺一男)
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