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　商工費関連の新規事業は熱帯植物園と体験工芸村事業。八千四十万六千円（県費六千九百六十八万五千円、地方債七百九十万円、一般財源二百八十二万一千円）を投入する。植物園内に体験工芸村を構築し、体験・参加型の観光振興を図る。
　土木費では、都市計画マスタープラン策定事業を実施する。事業費は千五百万円。同プランの基本的な方針を決める。
　新年度予算で、他の款目に比べて多くの新規事業を投入したのが教育費だ。体育館の雨漏りがひどかった西辺中学校屋内運動場改築事業に二億八千五百七十七万円を投入。一般財源は千百四万一千円で、残りは地方債や国庫を活用する。
　狩俣中学校の危険校舎も改築する。事業費は一億五千六百七万七千円。これも地方債と国庫を活用し、一般財源は七百三十六万五千円を使う。
　砂川中学校は屋外の運動場を改修する。総事業費は七千八百四十四万二千円。一般財源の持ち出しは五百四十九万六千円とした。
　放課後子ども教室推進事業も新規で事業費は二百一万六千円。放課後における児童生徒の勉強・スポーツ、文化活動など交流活動に関する取り組みを強化していく方針だ。
　平良第一小学校の校舎改築事業は、二〇〇六年度に続く継続事業で〇七年度は六億六千八百二十九万三千円の事業費を投入する。一般財源は二千八百九十六万八千円、残りは国庫と地方債。同事業は老朽化に伴う改築工事。
（山下誠）