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 投資的経費のうち、市単独事業費は三億七千五百七十三万九千円で、前年度より九千六百一万九千円(三四・三%)増えた。全体の構成比は一・一%となっている。
 竹原地区区画整理事業は六千六百万円で、主に建物などの物件補償費として計上した。
 同事業は、公共施設が十分に整備されないまま老朽化した家屋が密集し、住環境の整備が求められていた。
 二〇〇五年度から事業がスタート、一七年度まで土地区画整理事業を実施し、公共施設の整備や改善を行い、良好な住環境を有する健全な市街地を形成する。実施面積は二三・五f。
 そのほか、老朽化が指摘され、以前から建て替えの要望が上がっていた砂川保育所建設に一億三千六百九十六万七千円を計上した。ほぼ現在地に建設し、来年四月の供用開始を目指す。
 また、市営球場改修・修繕事業の調査委託費として百万円を充てた。
 これは、オリックス・バファローズの春季キャンプを継続させるためサブ球場の整備に向けた改修・修繕費用を調査する。
 サブ球場の整備については、オリックス球団側から「第二球場を整備することが〇八年以降のキャンプ継続の条件」などと提示されたことを受けて実施する。
 そのほか主な単独事業は▽廃棄物処理施設整備事業千七百五十五万三千円▽ごみ処理施設等整備事業費六百五十万円▽防犯灯設置費三百十五万四千円▽道路維持費千八百六十六万八千円▽馬場団地給水メーターと給水管取替工事八百八十五万円−などとなっている。
(平良幹雄)