ニュースウィークリー

2007年/3月25日〜 3月31日

■海開き前にビーチを清掃/観光協主催
 宮古観光協会主催の与那覇前浜ビーチクリーンアップ活動が二十四日行われた。四月一日に同ビーチで開催される「第二十九回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう 宮古島の海びらき」に向けて観光関係者や地元住民ら約百人が参加。落ちているごみを拾い集め、観光客に誇れる美しい砂浜の形成に汗を流した。(3月25日掲載)

■体験滞在型観光でシンポ/地域特性テーマに
 体験滞在型観光シンポジウムが二十五日、市内ホテルで開かれた。市が二年にわたり実施している体験滞在型交流促進事業の活用者の研修報告や、基調講演などが行われた。パネルディスカッションでは、「地域の特性を活かした体験滞在型観光」をテーマに活発な意見が交換された。(3月27日掲載)

■宮市制1周年芸能祭開催/14団体が出演
 宮古島市制一周年・マティダ市民劇場開館十周年を記念した「島の伝統芸能祭」が二十五日、マティダ市民劇場で開かれた。宮古の各地域から十四団体、約三百人が出演。先人から受け継がれている芸能を堂々と披露し、会場を伝統文化一色に染めた。(3月27日掲載)

■07年度予算案一部修正可決/市議会総務財政委
 宮古島市議会総務財政委員会は二十七日、当局提出の二〇〇七年度一般会計当初予算案を審議し、原案の一部を修正して可決した。市長の交際費や嘱託員報酬、委託料など合わせて五百十九万六千円を減額して予備費に回した。同時に、臨時職員を二百九十二人から二百五十人程度にするよう意見をまとめた。一時は継続審議とした台湾基隆市との姉妹都市締結に関する議案は伊志嶺亮市長の強い要望を受け全会一致で可決した。(3月28日掲載)

市長辞職勧告市議会が可決/土地売買契約ミスなどで
 宮古島市の土地売買をめぐる行政事務の不手際や市発注業務における随意契約が市民に不利益を与えたとして、宮古島市議会は二十八日、伊志嶺亮市長に対する辞職勧告決議案を野党の賛成多数で可決した。同決議には強制力がないため、伊志嶺市長は辞職を拒否。「多数決の乱用で抗議する」と不快感をあらわにした。(3月29日掲載)

■地域美化へ貢献個人団体を表彰/CGG部門で
 第一回心豊かなふるさとづくりの表彰式が二十八日、市内のレストランで開かれた。地域の美化に貢献したとしてクリーン、グリーン、グレイシャスの三部門で計三団体、十三個人が表彰された。表彰は一九七七年から、旧平良市を対象に審査を実施してきた。宮古島市発足に伴い、今年から名称を「宮古島市」に変更し、対象を旧町村まで広げた。(3月29日掲載)

■自然の中で伸び伸びと/子ども俳句吟行会
 「宮古毎日子ども俳句」吟行会が二十九日、カママ嶺公園で開かれた。春休み中の小学生や中学生約三十人が参加し、自然の中で伸び伸びと俳句を詠んだ=写真。特選には久貝巧真君(佐良浜中三年)の「風ふけば白紙を飾る春の詩」など三句が選ばれた。選者は「宮古毎日子ども俳句」の選者で、俳誌「円虹」主宰者、山田弘子さんが務めた。(3月30日掲載)

■添道自治会が建設に賛成/ごみ処理施設、条件付き
 新ごみ処理施設建設で、平良地区の添道自治会は二十八日夕、臨時総会を開き、候補地となっている現施設西隣への建設に条件付きで賛成することを決定した。出席した住民三十七人中、三十四人が賛成。公害防止協定と添道地域の環境整備が条件で、同自治会は今後、要望書を市に提出する。要望に応えなければ「建設賛成」は撤回するとしている。(3月30日掲載)

■伊志嶺市長が報酬を15%減/契約ミスで責任
 伊志嶺亮市長は三十日の会見で、平良下崎の土地売買契約に関する契約書の締結など、一連の事務手続きにおいて不手際があったとして自らの報酬を一五%減給して責任を取る方針を示した。下地学助役も一〇%の減給措置。それぞれ三カ月間の減給とした。下崎の土地売買契約にかかわった職員複数については分限審査委員会の中で処分を検討するとした。(3月31日掲載)

市職員22人に退職辞令交付/市長が激励
 宮古島市は三十日、今年度で退職する職員二十二人(定年十一人、勧奨十人、普通退職一人)に退職辞令を交付した。退職者を代表して狩俣公一さんは「これからも宮古島市発展のために頑張りたい」などと述べた。伊志嶺亮市長は「これからも市の発展のために皆さんの能力と才能を生かしてほしい」と激励した。(3月31日掲載)
 

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