ニュースウィークリー

2007年/3月18日〜 3月24日

■市道路標識旧名のまま/書き換え手つかず
 「ここは平良市?宮古島市?」−。宮古島市の合併から一年五カ月がたつが、市道に設置されている道路標識は「平良市」など旧市町村名のままだ。海開きやトライアスロン宮古島大会を皮切りに観光シーズンを迎えるが、これでは観光客らに混乱を与えかねないとの声も上がっている。市道路建設課は「書き換え作業は今年九月ごろになるだろう」とようやく重い腰を上げ始めた。(3月18日掲載)

村田さんが華麗な演技/新体操五輪代表
 新体操五輪代表の村田由香里選手(25)が十七日来島し、宮古島市総合体育館で演技を披露した。新体操を学ぶ子どもたちは日本のトップ選手の華麗な演技に目を輝かせて見詰めていた。村田選手は「新体操が好きという気持ちがあればうまくなれる」とエールを送った。(3月18日掲載)

■宮里6段が宮古本因坊/本社主催
 本社主催の第二十九期宮古本因坊戦の決勝リーグが十八日、平良のこすみ囲碁教室で行われた。現本因坊の平良博彦6段、予選を勝ち抜いた宮里光雄6段、亀川実6段、石垣信秀6段の総当たりリーグ戦を行った結果、宮里6段が四期ぶり四度目の優勝を果たした。(3月19日掲載)

県責任求め控訴決める/産廃訴訟で大浦住民
 那覇地方裁判所で今月十四日に判決が言い渡された宮古島市平良字西原の産業廃棄物処分場火災で、県の監督責任が認められなかった判決を踏まえ、大浦自治会は十八日、大浦公民館で臨時総会を開き、控訴することを決定した。控訴と併行して、北海岸の環境保全運動を進めていくことも決めた。(3月19日掲載)

補正予算案修正し可決/市議会本会議
 宮古島市議会三月定例会は十九日、本会議を開き、当局提出の二〇〇六年度一般会計補正予算案を減額修正して可決した。総務財政委員会が減額とした二件の繰越予算のうち、トゥリバー売却に関する委託料四千万円の減額は全会一致で認めたが、農村総合整備事業に関する八千三十万円の減額案については否決。狩俣地区で進められている健康ふれあいランド整備の工事中断と請負金額の減額は回避された。ただ、トゥリバー関係の委託料減額の影響は大きく、市は当面、売却に向けて独自の交渉を余儀なくされる。(3月20日掲載)

家族連れなど潮干狩り満喫/陽気に誘われ
 晴天の青空が広がった二十一日、宮古各地の磯では潮干狩りを楽しむ家族連れでにぎわった=写真。この日は午前から晴天のぽかぽか陽気で、最高気温は午後二時三十分ごろの二二・七度(平良)。絶好の潮干狩り日和となった。(3月22日掲載)

思い出を胸に学びや巣立つ/15小学校で卒業式
 宮古地区の十五の小学校で二十二日、卒業式が行われ、計五百九十六人が学びやを巣立った=写真。卒業式では、厳かな雰囲気の中、各校長が卒業生一人ひとりに卒業証書を授与。式辞では、学校行事や学習、体験、部活動など、さまざまな活動を通して心身共に成長した六年生をたたえ、中学校でも努力を重ねるよう激励した。(3月23日掲載)

宮古、15年連続で下落/07年地価公示
 県土地対策課は二十二日、二〇〇七年地価公示を発表した。それによると、宮古地区は商業地(平良の二地点)で五・六%下落となり、前年の七・三%より下落幅は縮小したが下落幅は県内で二番目に大きかった。住宅地は〇・九%下落で下落幅は県内で四番目に小さかった。また、標準地別の商業地、住宅地とも下落率で宮古が一位となっている。県全体では、県内景況が回復している中で、地価は十五年連続で下落となったが下落幅は三年連続で縮小となった。(3月23日掲載)

那覇−下地島便1万5000円/4月から就航
 四月一日から就航する那覇−下地島便は、一日一往復で、県民運賃は一万五千円(片道)となる。十二歳以下の子どもは千円割引。同便の販売業務を担う「エアードルフィン」(本社那覇市)が二十三日、宮古島市役所で発表した。同便は、正午前後に離発着を行う不定期の乗り合い便。航空券などの販売業務を同社が担当し、運航を北海道の航空会社「エアトランセ」が行う。使用機材は米国製「Beech1900D」で、販売客席数は十六席。(3月24日掲載)
 

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