ニュースウィークリー

2007年/2月18日〜 2月24日

■五輪日本代表の星野監督ら来島/オリックスキャンプ
星野監督ら来島
 来年開催の北京オリンピック出場を目指す野球日本代表の星野仙一監督ら首脳陣が十七日来島し、オリックス・バファローズが春季キャンプを行っている宮古島市民球場を訪問した=写真。中日ドラゴンズの監督時代にアメリカキャンプで会って以来、十九年ぶりにテリー・コリンズ監督と再会し、エールを交換。球場には星野監督らを一目見ようと、大勢の野球ファンが訪れた。(2月18日掲載)

■オリックスが高知県へ移動/宮古キャンプ終了
 プロ野球パ・リーグ、オリックス・バファローズは十八日、宮古島市民球場で行っていた一次キャンプを打ち上げた。今キャンプの来場者数は、休日を除く十五日間で約八千四百人(球団発表)。テリー・コリンズ監督は「達成度は八十点。多くの方のサポート、支援で頑張れた」と述べた。チームは十九日、二次キャンプ地の高知県へと移動した。(2月20日掲載)

■市を挙げて教育考える/各校で「教育の日」
 宮古島市教育委員会が設定した「教育の日」にちなみ、市内の各小・中学校で十八日、授業参観や講演会などさまざまな行事が実施された。地域、学校、行政が連携し教育の一体化を目指すことが目的。児童生徒と父母、地域住民らが触れ合い、教育について考えた。
 「教育の日」は教育改革の波やいじめ、不登校などの青少年問題などを背景に設定された。(2月20日掲載)

■平均倍率は0.91倍/高校入試最終志願
 県教育庁は二十日、二〇〇七年度県立高校一般入試の最終志願状況を発表した。宮古地区五高校のうち連携型入学の伊良部高校を除く四高校で、最も倍率が高かったのは宮古高校理数科で一・六七倍(定員五十五人に対し九十二人志願)。また、四高校全体の志願倍率は〇・九一倍となっている。(2月21日掲載)

■家庭ごみ有料化条例議会提案へ/宮古島市
 宮古島市は二十一日、宮古島市議会三月定例会に、家庭ごみを有料とする「市廃棄物の減量化の推進および適正処理に関する条例」を提出する方針を固めた。可決を受け、同条例は二〇〇七年十月一日より施行される。条例案では燃やせるごみや粗大ごみ、市民自らが市の処理施設にごみを搬入する際の料金などを明文化した。(2月22日掲載)

■総事業21億円新施設が完成/宮古養護学校
 県が急ピッチで進めていた県立宮古養護学校の新校舎などの増改築建物が二十二日までに、完成した。子どもたちは、早期の供用開始を心待ちにしている。増改築された施設は、校舎や体育館、寄宿舎、調理棟、屋外プール、幼稚部棟で、ゆったりとしたスペース。総事業費は二十一億円。(2月23日掲載)

どろんこ運動会開く/宮島小
どろんこ運動会開く/宮島小
 宮古島市立宮島小学校は二十二日、同校水田で、田踏みを応用した「どろんこ運動会」を開催、子どもたちが全身泥だらけになりながらリレーやドッジボールを楽しんだ=写真。
 田踏みは、同校が毎年実施している稲作体験学習の一環。三月九日に予定している田植えの準備作業で、保水力を高めるため土を柔らかくし、苗の生育を促すために行う。(2月23日掲載)

■野党会派が大幅再編へ/市議会
 宮古島市議会の野党系会派が大幅に再編されることが二十三日までに分かった。野党系の市議六−七人が議会内では最大規模となる自民党会派を発足させるためだ。この会派には旧町村出身の野党市議が所属する見通し。会派発足の背景には、市町村合併に伴い解消された自民党県連の支部を新たに発足させる動きがあった。(2月24日掲載)

宮古農高の60周年祝う/創立記念式典開く
宮古農高の60周年記念式典
 県立宮古農林高等学校の創立六十周年記念式典が二十三日、同校体育館で行われた。卒業生は二〇〇五年度までに八千九百七十八人を数え、各界で活躍する人材を輩出している。式典に出席した卒業生らは、〇四年に環境班が受賞した「ストックホルム青少年水大賞」(通称・水のノーベル賞)など、六十年の歴史を振り返りながら、節目を祝った=写真。(2月24日掲載)
 

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