ニュースウィークリー

2007年/1月28日〜 2月03日

与野党とも候補者確定/4月参院補選
 四月の参院補選に向けて人選協議を進めてきた与野党の擁立候補が二十七日に固まった。与党は那覇市議会議員の島尻安伊子氏ヲャ、野党は宮古島市出身で連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)で確定した。四月五日に公示、同二十二日に投開票。与野党とも二十八日にそれぞれ会合を持ち両氏の擁立を正式に決定する。 (1月28日掲載)

■死因は失血死凶器見つからず/平良女性殺害
 二十六日午後に宮古島市平良字西里のアパートに住む前泊美智子さん(48)が遺体で発見された事件で、死因は背中を刃物のようなもので刺されたことによる失血死であることが二十七日、司法解剖の結果で分かった。特別捜査本部は、前日に引き続き現場付近の捜索を行っているが、犯人に直接結び付くような手掛かりは見つかっておらず、凶器も発見されていない=写真。(1月28日掲載)

高知県から第一便到着/農協観光チャーター便
 高知県からのツアー客百四十六人を乗せた農協観光チャーター便の第一便が二十九日、宮古島に到着した。宮古空港では、宮古観光協会などの関係者が、横断幕や花束で歓迎した=写真。宮古島には二月二十四日まで、日本トランスオーシャン航空(JTA)のチャーター便計十九便が到着する。すべての便が満席の場合、東北、中国・四国、北海道から、最高で二千八百五十人が来島する。 (1月30日掲載)

寒さに魚も仮死状態に/最低気温12度
 二十九日の宮古島地方は、この冬一番の冷え込みとなった。宮古島地方気象台によると、同日午前四時四分に一二度を観測。海岸では、寒さのため仮死状態となった魚が、浜辺に打ち寄せられる光景が見られた。
(1月30日掲載)

■新たな品種導入「ボア種」22頭/多良間村山羊生産組合
 多良間村山羊生産組合は三十日、ヤギ二十二頭を新たに導入した。同組合では五種類目となる肉用の「ボア種」で、すべて雌。同日、平良港からフェリーたらまで多良間島へと運ばれた=写真。諸見里朝仁会長は、「成長の早い大きなヤギをつくって出荷できるよう、頑張っていきたい」と話し、品種改良などを含めブランド化への取り組みに意気込みを示した。(1月31日掲載)

春季キャンプで85人が宮古入り/オリックス
 プロ野球パ・リーグ、オリックス・バファローズの選手四十三人をはじめ、役員、スタッフ合わせて総勢八十五人が一月三十一日、午後の飛行機で来島した=写真。二月一日から、宮古島市民球場で、三月二十四日のパ・リーグ開幕に向けた春季キャンプをスタートさせる。オリックスで二年目を迎え、真価の年となる清原和博内野手や、テリー・コリンズ新監督の手腕などに、注目が集まる。(2月1日掲載)

宮古島市07年度予算を一次内示/総額333億円
 宮古島市は一日、二〇〇七年度当初予算案を各課に内示した。一般会計は三百三十三億五千万円で前年度比四・七%の増額だが、緊縮財政に変わりはない。自主財源比率は一五・九%で前年度より五%下げた。都市計画マスタープランに関する基本的な方針を策定する事業への着手など新規事業は十三項目。厳しい財政事情の中、管理職や職員の時間外手当を削減するなどして「選択と集中」を意識した予算編成となった。復活折衝を経て、早ければ九日に最終内示する。(2月2日掲載)

市税徴収率向上へ全力/市が全庁態勢へ
 宮古島市の伊志嶺亮市長は二日午前、今月五−九日までの五日間実施する特別臨戸訪問に向け、宮川耕次総務部長ら約九十人を徴税吏員に任命し辞令を交付した。全庁体制で、市税の収納率アップに取り組む。伊志嶺亮市長は「市税の徴収率を上げ、しっかりとした財政運営にまい進したい」と述べ、市税徴収率向上へ期待を込めた。(2月3日掲載)

■比嘉あかねさん最優秀賞に輝く/全宮古中学ストコン
 第十六回全宮古中学校英語ストーリーテリングコンテストが二日、県宮古支庁で行われた。各中学校の代表十八人が、英語で物語を発表し、英語力を競った。最優秀賞には比嘉あかねさん(狩俣中三年)が輝いた。優秀賞は親泊さつきさん(久松中三年)、優良賞は新城晴海君(北中二年)がそれぞれ選ばれた。(2月3日掲載)
 

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