ニュースウィークリー

2007年/1月21日〜 1月27日

■センター試験145人挑む/宮古地区
 二〇〇七年度の大学入試センター試験が二十、二十一日の二日間の日程で、全国七百三十五会場で一斉に始まり、宮古地区では県立宮古高校で百四十五人が、大学合格へ向けた第一の関門に挑んだ。初日となった二十日は公民・地理歴史・国語・外国語・英語リスニング―の順で実施。受験生らは真剣なまなざしで試験に取り組んだ。 (1月21日掲載)

■漁協前組合長が600万円流用/池間
 池間漁業協同組合の二○○六年度通常総会が二十二日午後、池間公民館で開かれた。前組合長が無断で流用した仮払金は〇五年度通常総会では三百十三万円と報告されていたが、この日の通常総会では約六百万円に上っていたことが明らかにされた。同組合では今後、前組合長に返済命令措置を取り、従わない場合は刑事告発に踏み切る方針を確認した。  (1月23日掲載)

■豊作に期待し本畑への移植/葉タバコ
 二〇〇七年産宮古地区葉タバコの本畑への移植が始まった。今期の農家戸数は百六十八戸で、栽培面積は計六万三千二百七十四e。栽培農家によると、暖冬により苗の発育状態が例年より良いという。本畑への植え付けは今月下旬から二月にかけてピークを迎える。 (1月24日掲載)

■入域観光客数39万6619人/06年、40万人届かず
 二〇〇六年の宮古地区の入域観光客数が二十三日、県宮古支庁総務・観光振興課から発表された。過去最高となった前年に比べ二千六百七十九人(〇・七%)減の三十九万六千六百十九人で、目標の四十万人には及ばなかった。主要宿泊施設の稼働率は七一・四%で前年を二・六 ポイント上回り、統計開始以来初めて七〇%を突破した。観光収入は二百五億六千百万円だった。 (1月24日掲載)

■永年勤続優良従業員を表彰/商工会議所会員大会
 宮古島商工会議所の第三十二回会員大会・永年勤続優良従業員表彰式が二十三日、宮古島市内のホテルで開かれた。三十一企業から合わせて八十七人が中尾英筰会頭から表彰を受けた。受賞者を代表して三和自動車学校の友利一夫さんが「企業発展と地域活性化のために力を尽くしたい」と喜びを語った。 (1月24日掲載)

県道78号線で電線の地中化/安全祈願祭を実施
 県宮古支庁土木建築課は二十四日、県道エ号線の電線共同溝整備事業の地鎮祭を行った。工事関係者が一堂に集まり、期間中の安全を祈願した。今年度中に大和電工交差点から、JAおきなわ宮古地区本部交差点までの往復一・六`の区間で電線などを地中化する。 (1月25日掲載)

■給食週間で郷土の料理/各小中学校
 一月二十四―三十日は全国学校給食週間。週間中は各小中学校で栄養士による講話や栄養指導が行われる。宮古島市立平良学校給食共同調理場では、ゴーヤーやトウガン、モヤシなどの地域食材を使った郷土料理を給食に取り入れ、週間を通して「食」の大切さを呼び掛けていく。 (1月25日掲載)

■給食費未納350万円/宮古島市
 宮古島市における学校給食費の未納額は、二〇〇五年度で三百五十一万五千円で、人数では二百十一人であることが同市立学校給食共同調理場のまとめで分かった。学校側によると、長期にわたって滞納している人や、学級担任が未納分を立て替えるという実態もあり、保護者の責任感や意識の向上を訴えている。 (1月26日掲載)

■台湾・基隆市と姉妹都市締結へ/宮古島市
 宮古島市は台湾の基隆市と姉妹都市締結へ向けての準備を進めている。宮古島市によると、すでに基隆市議会で姉妹都市締結を議決しており、宮古島市でも議会の同意を経た上で、今年四月にも調印に結び付けたい考えだ。二十五日に伊志嶺亮市長が発表した。 (1月26日掲載)

■40代女性、自宅で刺され死亡/平良西里で殺人事件
 二十六日午後二時三分ごろ、宮古島市平良字西里のアパート三階の部屋で、この部屋に住む無職、前泊美智子さん(48)が浴室で死亡しているのを、訪ねてきた知人の女性が見つけた。背中に刺されたとみられる傷があることから、宮古島署は殺人事件と断定し、同日午後十時、同署内に女性殺人事件特別捜査本部を設置し捜査している。凶器は見つかっていない。 (1月27日掲載)

■キビ総搬入2割未満/ハーベスター稼働率低下
 宮古製糖城辺工場と沖縄製糖宮古工場の二〇〇六―〇七年産サトウキビの収穫で、ハーベスターによる機械刈りが雨続きで例年より稼働率が低下している。今後、好天候が続けば上昇するとして、各製糖工場とも「天候が回復すれば利用は増える」としている。農家の高齢化や後継者不足を補う収穫体系として、今後も機械台数の増加が続きそうだ。 (1月27日掲載)
 

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