ニュースウィークリー

2007年/1月14日〜 1月20日

■アパートの新築が増加/例年の3−4倍ペース
 アパートの新築ラッシュ−。平良地区を中心に宮古島市内でアパートの建設が進められている。三−五月までに二十件以上が完成する見込みで、例年の同時期に比べると三−四倍の数となる。不動産関係者は「これまでにない異常な数」と驚きを隠せない。(1月14日掲載)
■肥満予防と禁煙を訴え/ウオークでアピール
 県看護協会宮古地区の「肥満予防・禁煙アピールウオーキング大会」が十三日、下地地区のホテルから来間島を往復するコースで行われた。看護師やその家族ら約五十人が、ウオーキングを楽しみながら、生活習慣病予防を呼び掛けた。沖縄県の肥満の割合が全国平均に比べ高く、肥満対策が重要な課題になっていることから、看護職自らが肥満やたばこについて考え、適度な運動の実践で生活習慣病予防をアピールするのが目的。(1月14日掲載)
■西村選手が5連覇達成/ワイドーマラソン
 「第十七回宮古島100`ワイドーマラソン」が十四日、うえのドイツ文化村をゴール会場に、百`、五十`、ハーフ(二十一`)の三部門で行われた。宮古島を一周する百`の部では、西村譲治(40)=高知県=が7時間25分59秒で五連覇を達成。女子は山澤洋子(39)=茨城県=が8時間38分41秒で四連覇を果たした。今大会は三部門に六百五十人が出場し、百`の部の完走率は七七・九%、全体の完走率は八八・九%だった。(1月15日掲載)
■年間修繕費は6000万円/市クリーンセンター
 宮古島市クリーンセンター(ごみ処理施設)の焼却炉の修繕費は、年間で五千万−六千万円かかっていることが十五日までに分かった。同市福祉部環境保全課は、来年度予算にも例年とほぼ同額の約六千万円の修繕費を要求している。稼働後三十年経過した同施設の老朽化が、数字の上でも明らかになった。(1月16日掲載)
■ぽかぽか陽気セミ鳴き出す/イワサキクサゼミ
 イワサキクサゼミ(セミ科)=写真=が、ぽかぽか陽気に誘われ鳴き出している。十五日、平良地区の西平安名崎付近の草むらで、お尻を上げ「ジィージィー」と甲高く鳴く雄のイワサキクサゼミが確認された。イワサキクサゼミは、国内最小のセミで体長一五_。本来は四−七月にかけて成虫となり、サトウキビやススキなどの葉にしがみつくようにして鳴く。(1月16日掲載)
■糖度15度超キビ高品質/本島操業から1週間
 宮古製糖城辺工場と沖縄製糖宮古工場は、二〇〇六−〇七年産サトウキビの製糖操業を開始してから十六日で一週間が経過した。これまでに搬入された原料は両工場を合わせて二万二千百九十二d。平均の糖度は宮糖が一五・〇七度、沖糖は一五・一六度といずれも基準糖度帯(一三・一−一四・三度)を上回った。(1月17日掲載)
■狩俣小児童が室蘭と交流へ/ホームステイ楽しみ
 宮古島市の交流都市、北海道室蘭市との交流活動を行っているスワンの会は十六日、宮古島市教育委員会に久貝勝盛教育長を訪ね、宮古島の子どもたちが室蘭エメラルドの会の招待を受けて、今月十九日から四日間、同市でホームステイすることを報告した。企画名は「宮古島の子供たちと雪で遊ぼう!」。参加する宮古島市立狩俣小学校の児童らも同席し、北と南の交流に期待
を膨らませていた。(1月17日掲載)
■下地さんが最優秀賞に/県老ク意見発表
 県老人クラブ連合会主催の第二十七回県老人の意見発表大会が十七日、豊見城市立中央公民館で開催され、県内六地区の代表が意見発表を行い、宮古地区代表で参加した宮古島市老人クラブ連合会の下地シズエさん(76)が見事、最優秀賞に輝いた。下地さんは年齢を感じさせない力強い発表で「老人よ大志を抱け」と訴え、会場から大きな拍手を受けた。(1月18日掲載)
宮古島市財源40億円の不足/新年度予算編成
 二〇〇七年度当初予算案の編成作業を進めている宮古島市だが、十八日現在で約四十億円(要求ベースで試算)の財源が不足している。国の三位一体改革の影響で歳入増は見込めず、歳出を抑制しなければ収支のバランスは取れない状況だ。現在、財政課が歳出抑制に向けて事業の査定作業に入っているが「四十億円の抑制は非常に厳しい」との見方が強い。(1月19日掲載)
■地域住民らが先進地を視察/ごみ処理施設
 宮古島市の新ごみ処理施設建設で同市は十八日、沖縄本島の那覇・南風原クリーンセンターなど二施設を視察した。施設内を見学したほか、同センターの建設に反対した地元自治会の代表らと意見交換会も行われた。住民らは「素晴らしい施設」としながらも建設に対しては慎重な態度を見せた。(1月19日掲載)
■新年度55億円規模/伊良部架橋建設費
 伊良部架橋整備事業の二〇〇七年度予算規模が約五十五億円規模になることが十九日までに分かった。〇五年度は六億八千万円、今年度は二十三億円が計上されている同事業は、予算規模も年々拡大しており、昨年末に就任した仲井真弘多知事も前倒しの完成に向けて、国への予算要求に取り組む姿勢を示していることから、今後の工事も急ピッチで進められていく。(1月20日掲載)
■2億4000万円の大商い/肉用牛初競り
 肉用牛の二〇〇七年初競りが十九日、宮古本島と多良間島の各競り市場で行われた。宮古本島の競りでは五百六十六頭が競り落とされ、販売額は二億四千八十一万七千五百円の大商い。子牛一頭平均価格も四十四万円台の高値が付き、年間の総販売額三十億円の達成に向けて好調なスタートを切った。初競り式にはJAおきなわや県、市の代表らが出席。初競りを祝うとともに、肉用牛産業のさらなる発展に期待を込めた=写真。(1月20日掲載)
 

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