ニュースウィークリー

2007年/1月7日〜 1月13日

■数学の高2年レベルに合格/南小6年の砂川君
 公文式平良下里教室に通う砂川旺広君(南小六年)が高校二年生レベルに当たる公文数学高校基礎課程の終了テストに宮古地区の小学生として初めて合格した。六日、同教室で砂川君は「模擬試験を何度もやった。自信はあった」と喜びを語った。同課程は微分積分や高次方程式などが出題され、センター試験の基礎的なレベルにも達するという。(1月7日掲載)
■伊良部(宮高)地元勢初優勝/全国ジュニアゴルフ
 第三回全国ジュニアゴルフ選手権沖縄宮古島大会は七日、城辺のオーシャンリンクス宮古島で最終日を行い、高校男子で伊良部裕馬(宮古高校二年)が初優勝を飾った。今大会で宮古勢としても初めての優勝となった。高校女子は大城さつき(沖縄尚学高校二年)が、中学男子は弓削淳詩(石垣第二中三年)がそれぞれ連覇を果たした。(1月8日掲載)
■新年の決意筆に込める/書き初め競書大会
 第二十七回全宮古小・中学校書き初め競書大会が七日、市立北中学校体育館で開催された。宮古各地から計三百四十五人の児童生徒が参加し、新春の競書に新年の決意を込めた=写真。年頭の清新な気分を文字に打ち込み、新年の決意を新たにすることが狙い。今年の競書には小学生二百九十七人、中学生四十八人が参加した。(1月8日掲載)
■今年最初の泡盛を出荷/菊之露酒造
 菊之露酒造の二〇〇七年初荷式が八日、同酒造第二工場で開かれ、関係者らがより高品質の泡盛酒造に意気込みを新たにした。昨年は四百七万五千七百八十四gの泡盛を製造(三十度換算)。〇五年に比べ約四十一万g増加した。同酒造は「今年度も製造高を維持し、さらなる増量体制を目指す」と目標を掲げている。(1月9日掲載)
■サトウキビに野ネズミ食害/一部農家ショック
 製糖期を迎え、サトウキビの収穫作業を開始した農家の一部から、野ネズミによる食害が目立つとの声が上がっている。地域によって被害状況にばらつきがあるものの「こんなにひどい被害は初めて」とショックを隠せない農家も。旧町村の農家からは「市町村合併後、行政の農業施策は後退しているように感じる。農家にとっては死活問題」と不安の声が漏れている。(1月9日掲載)
■乗降客数初の110万人台/06年宮古空港
 宮古空港管理事務所は九日までに、二〇〇六年の同空港利用状況をまとめた。乗客、降客を合わせた乗降客数は百十一万九千百二十人で、初めて百十万人台を達成、八年連続で過去最高客数を更新した。増加の要因には関西圏の高校を中心とする修学旅行をはじめスポーツキャンプ、各種イベントの充実のほか、本土から訪れる年配者の長期滞在などが挙げられる。(1月10日掲載)
本島2工場が製糖操業開始/沖糖・宮糖
 宮古製糖城辺工場と沖縄製糖宮古工場の二〇〇六−〇七年産サトウキビの製糖操業が十日、スタートした。原料搬入量は宮糖が九百七十一d、沖糖が千五百二十六d。平均糖度は宮糖が一五・三八度、沖糖が一五・四七度となり、両工場とも基準糖度帯(一三・一−一四・三度)以上となる高品質のサトウキビが搬入され、最高の滑り出しとなった。今期の生産量は宮糖が八万九千d、沖糖が十一万一千三百dと前期並みを見込み、伊良部、多良間を合わせた宮古全体では二十六万六千dを予想、品質は前期を上回りそうだ。(1月11日掲載)
災害防止に決意を新た/市消防出初め式
 宮古島市消防本部の二〇〇七年消防出初め式が十日、同本部で行われた。職員九十七人と団員百六十七人が参加し火災や災害から市民の命と財産を守る決意を新たにした。職員らが一斉放水を披露し市民に防災意識の高揚を呼び掛けた。式典では優良職員・団員として十八人が表彰を受けた。(1月11日掲載)
市有地売買野党が追及/市議会臨時会
 宮古島市議会臨時会が十一日開かれた。伊志嶺亮市長が市有地の土地売買契約について述べた行政報告の文言について、野党議員らが厳しく追及。伊志嶺市長は議会議決を経ずに契約を交わしたことを「判断ミス」と述べ再度陳謝するとともに自身の責任については「自ら律していく。(契約に携わった)職員については分限委員会に諮っていく」と明言。議会に同問題を「追認」するよう求めたことについても「議会軽視だった」と述べた。(1月12日掲載)
キャンプ備え自主トレ開始/オリク投手陣
 プロ野球パ・リーグ、オリックス・バファローズの投手陣八人が十一日、合同自主トレーニングのため来島した=写真。二十四日までの十四日間、走り込みなどの基礎体力づくりに励み、二月一日のキャンプインに備える。参加しているのは、本柳和也、山口和男、金子千尋、歌藤達夫、岸田護、山本省吾、小松聖、中山慎也の八投手。(1月12日掲載)
高値祈願し野菜初出荷/トウガンなど本土へ
 JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の二〇〇七年野菜初荷式が十二日、JAおきなわ宮古地区本部前で行われ、農家や関係者らが高値取引を祈願した。初荷はトウガンやカボチャなど計三十d。関東地方を中心とする首都圏の市場に出荷する。〇七年は全品目合わせて千八百九十六d(前年比六・二%増)、販売金額にして五億一千五百七十九万円(同七・六%増)を見込んでいる。国仲和男会長は「農業所得が安定する園芸野菜の販売促進を図っていきたい」と強調。併せて宮古産野菜のブランド確立に取り組む決意を示した。(1月13日掲載)
本番まで100日残暦板を設置/第23回トライ
 四月二十二日に開催される第二十三回全日本トライアスロン宮古島大会まで十二日であと百日となり、同市役所平良庁舎前で本番までの残り日数を示す「残暦板」の除幕式が行われた。大会長の伊志嶺亮市長が「各専門部、ボランティアの皆さんの協力を得ながら、全庁態勢で取り組み、大会を成功裏に導いて、宮古島市の活性化につなげたい」と決意を述べた。(1月13日掲載)
 

ウィークリートップへも戻る<<<