釣りガイド


チヌ釣り大会が開幕

 チヌ(ミナミクロダイ、タイ科)釣り季節が到来し、漁港や海岸、防波堤などが釣りポイントに好転した。昨年十二月に開店したフィッシングショップ「海坊(いんぼう)」では、今月十日から三月三十一日までの日程で、「第一回チヌ釣り大会」を実施する。既に参加者の中には、全長40a以上の大物チヌを次々と釣り上げている。熱戦の火ぶたが切られたことで、参加者らの磯浮き釣り仕掛けのさおに力が入る。

  ■磯釣り


大物チヌを釣り上げた村山賢造さん
 

 ◇村山賢造さん、大物チヌ

 村山賢造さんは、宮古島市荷川取漁港から全長45a、重さ1.6`の大物チヌをゲット。強烈な引きに村山さんは、興奮と喜びを交錯させた。大物を手にした村山さんは終始、笑み。同大会に参加しており、さらなる健闘に期待。


仲間龍典さんは大物コブシメを手にご満悦
 

 ◇仲間龍典さん、大物コブシメ

 コブシメ(クブシミ)は、春に産卵するため、これから大物コブシメが回遊する。仲間龍典さんは、早くも重さ4.6`の大物コブシメを仕留めた。釣り場は、下地の来間島海岸。
 仲間さんは「餌木に当たりがあった時は、アオリイカと思った。引きが強かったので、とても楽しかった。ところが、引き揚げて見ると、アオリイカではなくコブシメだったので、びっくり」と語り、ご満悦の表情を見せた。


大物タマンをゲットした下地誠さん
 

 ◇下地誠さん、大物タマン

 城辺の吉野海岸で釣り糸を垂れていた下地誠さんは、全長59a、重さ3`の大物タマンをゲット。 下地さんは「すごい引きだった。さらに大物を狙いたい」と意欲をみせた。

       
アオリイカを釣り祖母のイカ汁料理を楽しみにしていた仲間将太君
 

 ◇仲間将太君、良型アオリイカ

 毎年一−三月ごろまではアオリイカ釣りシーズン。仲間将太君=東京都在=は、下地の来間海岸から餌木を使って良型アオリイカを釣った。重さは2`。
 仲間君は「正月を下地のおばあの家で過ごそうと訪れた。アオリイカが釣れてうれしい。おばあと一緒にイカ汁を食べたい」と話し、祖母のイカ汁料理の逸品を楽しみにしていた。

       
根間順一さんは大物コロダイの手応えに興奮気味だった
 

 ◇根間順一さん、大物コロダイ

 磯釣りのベテラン、根間順一さんは、平良港の釣りポイントから大物コロダイを釣り上げた。全長57a、重さ2.4`。
 根間さんは「ものすごい引きだった。久しぶりの大物」と声を弾ませた。
 同港内では、大物コロダイが良く釣れており、さらなる大物への挑戦に期待。

 ◇第一回チヌ釣り大会
参加費は、一人千円。検量対象のチヌは全長35a以上。大物賞、数量賞を決定し、豪華賞品が贈られる。
                                                                              (伊良波彌記者)
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 ■磯釣り協力
  平良の通称バイパス通りのフィッシングショップ「海坊(いんぼう)」(松本善弘代表)(電話・ファクス73・6247)。
 


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