釣りガイド


女性に人気「ストレス解消」

 

 四月上旬に入り、沖釣りが本格化した。魚の中には産卵期を迎え、食いしん坊が目立つようになった。今年は本土からの女性観光客らが、沖釣りに挑戦しているのが大きな特徴。女性太公望の中には「アタリがあった瞬間、喜びで脳が刺激されるのでストレス解消になる」と、釣りの効果を語る人が多い。   
 東原嘉輝・優記子夫妻、大漁・誕生日で祝杯
 京都府に住む東原嘉輝・優記子夫妻は今月八―九日の二日間、池間島沖合で沖釣りを満喫した。今回で二度目の来島で、二回目の沖釣り。夫妻の二日間の釣果は計40`。大物は重さ7`もあったアカナー。夫妻は船頭から「アカナーを食べると、食中毒を起こすときもある」と聞いて、池間のおじいたちに譲った。
 九日は嘉輝さんの誕生日。船頭の勝連見治さん宅で、魚料理のごちそうを食べながら誕生日を祝った。仲むつまじい夫妻は終始、笑顔を絶やさなかった。
 ◇北野広平さん、ミーバイ
 北野広平さんは今月上旬、大阪府から来島。宮古島観光兼ねて沖釣りにチャレンジした。釣りポイントは池間島沖合。釣り糸を垂れてから数十分後、本人にとってはやや強い手応えのヒット。釣り上げた魚はミーバイ。餌は胃袋まで丸飲みされていた。北野さんは「すごく口が大きい魚」と目を白黒させていた。
 ◇柳橋美保さん、良型イソフエフキダイ
 東京都から訪れた柳橋美保さんは今月上旬、宮古島市平良の池間島沖合で沖釣りを楽しんだ。魚が食い付くようにさおを上下に動かしている間に、突然のアタリ。ゆっくりリールを巻き上げ、船内に取り組んだ魚は、重さ1`ほどのイソフエフキダイだった。
 柳橋さんは「沖釣りは初体験。タイみたいな魚が釣れてうれしい」と喜色満面。釣果は携帯電話を使って友人へ伝えた。
 (伊良波彌記者)

 

 写真説明 上・船頭の勝連見治さん(左)宅で大漁・誕生日を祝った東原嘉輝・優記子夫妻
 
 写真説明 右・
「ミーバイは口が大きいね」と語っていた北野広平さん
 
 写真説明 左・イソフエフキダイを手に喜んでいた柳橋美保さん


     写真協力、宮古島市池間漁港近くの釣り専門店「勝連つり具店」(勝連見治代表、電話75・2511)

<<<釣りガイドページヘもどる