ビーズキーホルダーなど作製
豊見山孝子さん
仲座美智子さん
出品先で好評得る
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(左から)豊見山さん、仲座さん=城辺心身障がい者小規模作業所
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マフラーやティッシュカバーなど、2人が作った作品 |
城辺心身障がい者小規模作業所(中野隆作所長)のC班では、豊見山孝子さん(44)と仲座美智子さん(46)がビーズを利用した人形やマスコット、手編みマフラー作りを行っている。色、形が異なる五十種類ほどのビーズを使用しており、出品先で好評を得ているという。
今から五年前、作業訓練のために始めたのがきっかけ。豊見山さんは「一生懸命作った作品を喜んで購入してくれる方々がいるので、とてもうれしいです」と笑顔で話す。
同作業所C班ではビーズ作品以外にもマフラーや携帯電話ケース、ティッシュカバーなども作製している。ビーズの人形などは一日に二、三個作製できるが、マフラーは三日間を費やす。
同作業所では二人が所属するC班のほかにA班とB班もあり、公共施設の草刈りや清掃に汗を流している。中野所長は「作業を通して、生活支援や就労訓練、そして地域との交流ができればと願っています」と話している。
二人の作品は同作業所などで購入することができる。
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泡盛に三線の音色
「おいしくなれ」と願い込め
貯蔵されている泡盛に三線を聞かせる上里さん=仲原鍾乳洞
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仲原集落にある仲原鍾乳洞の洞主上里勝彦さん(33)は洞内に貯蔵している泡盛に月一度の床変えの際、三線を聞かせている。演奏する曲は宮古民謡など。洞内に響きわたる音色に上里さんは「長い年月をかけて、より一層おいしくなってほしい」と願いを込めている。
鍾乳洞は二〇〇四年に一般公開された。一年中、二〇度から二一度の間で温度が変化しないことや、遮光性に優れていることから宮古島銘柄に限定した泡盛の長期貯蔵を行っている。
「おいしい泡盛にするためにはどうすべきか」と考えたとき思い付いたのが音楽を聞かせることだった。そこで小学校高学年から続けている三線を、貯蔵されている泡盛の前で演奏を始めた。「気持ちを込めて演奏すれば、泡盛もおいしくなるだろう」
上里さんは「泡盛を持ち込んでくる人は自分の息子や娘を預けるような気持ちで来る。一年から二十年の間、責任を持って預からなければならないです」と笑顔で語った。
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困ったときはまず相談
社協城辺支所
悪徳商法防止講座開く
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「消費生活に関することで困ったときはまず相談を」と話す仲里タカ子相談員=宮古島市社会福祉協議会城辺支所 |
県民生活センター宮古分室の仲里タカ子相談員による悪徳商法防止講座がこのほど、宮古島市社会福祉協議会城辺支所(吉永洋子支所長)で行われた。仲里相談員は見知らぬ人からの勧誘電話や押し売りなど、さまざまな被害例を出しながら「困ったときは一人で悩まず、センターや社協に連絡してください」と呼び掛けた。
参加者の中には数千円の食品を購入させられ、その数日後に見知らぬ相手から「他の商品もありますよ」と電話がかかってきたという。仲里相談員は「知らない人から電話があったときは落ち着いて相手の名前や電話番号、目的など確認しましょう」とアドバイスした。
宮古島における近年の悪徳商法については「巧妙化してきている。また毎年、方法が変化している」と指摘し、「押し売りや送り付け商法に遭った場合はクーリングオフ制度の活用やセンターに相談をするなど対処してください」と語った。
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まずは1勝!!(1点)
砂川中学校野球部
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砂川中学野球部ナイン=砂川中学校
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「まずは一勝!!(一点)」が合言葉の砂川中学野球部。一年間の休部を乗り越え、昨年四月に再開した。現在、校舎改築のため練習スペースが確保しづらい状態だが、公園や少ない敷地で投球練習や走り込みに力を入れている。
昨年六月に行われた全宮古中学校夏季中学野球大会に初出場を果たしたが、結果は0対モナ大敗。その悔しさをバネに練習に取り組み、試合ごとに少しずつ失点が少なくなってきている。
チームをまとめる砂川勇助主将は「頑張り屋が多いチームと思う。基礎練習を積み重ねて、一勝を取りにいきたい」と意気込みを話した。
佐久川めぐみ監督は「あいさつや礼儀など、基本的なことがしっかりできるプレーヤーに育ってほしい」と話し、「部員は未経験者の一年生が主体。これから成長する」と温かく見守っている。
部員は次の通り。(敬称略)
【二年】下地樹▽荷川取輝希【一年】砂川勇助▽砂川信一▽狩俣知博▽奥松慶大▽津波古昌克▽下地大跳▽松原敦▽友利慎司
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※このページは川越陽一が担当しました。
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