ぷからすプレス

まちからむらから
 
し も じ
 
(2006/12/14掲載)

 

この人ひとこと家族的な関係目指す
  池原 小巻さん(26歳) グループホームあさぎりの里介護スタッフ
 
知人の誘いを受けて去年十一月から介護スタッフとして勤務。入居者の日常生活の世話やケアを行う。スタッフになる以前は自分に向いているか分からなかったと振り返る。
 「日々勉強です。入居者の方々が家族みたいな雰囲気で安心して元気に過ごしていただけたら」と話した。
                                 


「地域づくり」の声高まる
 

下地支所が住民アンケート実施
住民7割 「協議会必要」

 自治会や部落会を網羅し、新たな地域づくりを図る下地地区地域づくり協議会(仮称)発足へ向け、宮古島市下地支所が住民アンケートを実施。このほど三百四十八人が回答した中間報告がまとめられた。報告によると、回答者の約七割が同協議会の必要性を感じていることが分かった。地域づくりを求める意見が多かった理由には市の財政難により、スポーツ団体や社会教育関係団体への活動補助が削減し、地域活力が低下していることなどが背景にある。

 アンケートは地域の意見をくみ上げ、同協議会へ反映させることを目的に下地地区の全世帯に対し実施された。
 報告によると「地域での不満・不安」という問いには「地域が暗い」という意見が最も多く、「交通に危険な場所がある」という答えもあった。
 活動内容の要望は「地区運動会・文化祭」、「地域福祉活動」、「花いっぱい運動」などが多かった。
 また、運営費を各世帯から徴収することに関しては「負担できない」と「負担しても良い」に大きく分かれた。
 地域振興班ではアンケートや部落・自治会長会議で出た意見を集約し、同協議会へ反映させたいとしている。
 同協議会は地域間格差の拡大、人口流出に伴って地域活力が低下している中で下地地区の集落・自治会および各団体を網羅する組織として、住民主体で地域活性化を推進する。
 近い将来には設立準備委員会を立ち上げ、運営方法や会費などについて検討していく。
 地域活性化に関する意見は次の通り。
 【地域行事・活動について】▽行事などの参加はアンケートなどを各家庭に配り確認してほしい▽活動資金は取らないでほしい▽合併しても下地地区の行事が続くことを願っている−。
 【施設の維持管理について】▽道路が汚れている▽長崎、サニツ浜の電気水道を普段は止めてほしい▽各集落の公民館に子どもが遊べる遊具があっても良いのでは−。
 【合併に関する意見】▽合併前の歴史、文化を引き続き忘れてはならない▽市に合併したため、小さい地区をおろそかにしているような部分がある−。
 【農業などに関する意見】▽農業に関するイベントを多く実施してほしい▽農業補助金が少なくなっていると思う−。
 【補助金に関する意見】▽市は各団体への補助金を実施してほしい−。
 【その他】▽以前同様に下地地区の広報誌を発行してほしい▽市と地区の担当の線引きをクリアにして活動してほしい−。

「カズラ嶺教室」開講宮古民謡研究所
宮古民謡の保存、継承担う
講師は村吉順栄さん
 


三線の基礎を教える村吉さん(左)=宮古民謡研究所「カズラ嶺教室」

 宮古民謡研究所「カズラ嶺教室」(村吉順栄代表)が高千穂集落でこのほど開講した。先人たちが残した民謡を研究しながら保存と継承を行い、後輩の育成と下地地区の民謡を掘り起こすことが目的。創作民謡の指導も行う。
 現在の生徒数は小学校低学年から六十代まで計八人。毎週土曜日に開いているが、受講者の状況に合わせて日数も増やしていく予定だ。
 平良から同教室に通う野原直一さん(58)は今まで数多くの三線、民謡教室や講座に通ったがすぐにやめてしまった。同教室では基礎から学べるという理由で通い始めた。
 野原さんは「村吉さんから民謡を習いたいと思って参加している。民謡を歌えるようになりたい」と話した。
 村吉さんは下地地区中央公民館や小学校などで三線や民謡を教えてきた。「講座が終了すると、三線や民謡をやめてしまい、継続性がなかった」と振り返り、「機会があればもっと習いたいという方々のため開設した」と経緯を語った。
 教室では礼儀作法はもちろん、発声や歌い方といった民謡の基礎から教えていく。村吉さんは「基礎がしっかりしていなければ創作民謡も難しい。基礎ができて初めて応用ができる」と話す。
 現在は村吉さんが講師を務めるが、将来は古典や沖縄民謡に精通したスタッフを集め、一カ所でさまざまな民謡や三線が習える拠点を目指している。
 


夏俊濤(シャ・ジュンタオ)さん (中国人ALT)
 

日中交流に意欲燃やす

 
下地中外国語指導助手の夏俊濤(シャ・ジュンタオ)さん=下地中学校

 「今後、生徒たちが中国とつながるきっかけづくりができれば」−。宮古島市立下地中学校(亀浜敏郎校長)の外国語指導助手(ALT)として、今年四月から教壇に立つ夏俊濤さん。中国の文化や社会を知ってもらおうと、水ギョーザ調理実習を企画するなど文化交流に情熱を燃やしている。
 夏さんは大学で日本語を専攻。「日本語かフランス語で迷ったが、漢字を使用している日本語のほうが、親しみがわいた」と日本語を専攻したきっかけを話した。
 この決断が夏さんの人生を方向付けた。大学卒業後は学んだ日本語を生かすため、貿易会社に勤務。三年後には日本語をさらに勉強しようと日本へ渡る決意をした。
 試験に合格し下地中学校で中国語を教えることも決まった。教師も初めての経験。「人に教えることの難しさを知った。生徒から学ぶことが多いです」と笑顔を浮かべる。
 生徒からの人気も高い。廊下を歩いていると生徒からは「シャア、シャア」と友人のように呼ばれる。
 「生徒が『先生』と呼ぶか呼ばないかにはこだわらない。私も教えてもらう立場だから」
 最近、習い始めたのはシュノーケリング。「宮古の海はとてもきれいで、色鮮やかな魚が多く、驚いている」と宮古島を満喫している様子だ。
 ALTとして同校で指導できるのは残り二年と半年。「将来は教師を続けるかサラリーマンに戻るかまだ分からない。しかし、必ず日本とつながりのある仕事を続けることには間違いない」と意欲を燃やす。
 夏さんは宮古島市役所二階で毎週水曜、午後六時から一時間、一般市民を対象にした中国語教室も開いている。夏さんは「中国の社会や文化に興味がある方、気軽に参加してください」と呼び掛けている。
 


園児たち興味津々

ママーズが読み聞かせ
 


和気あいあいと交流を深めるママーズのメンバーと園児ら
=下地保育所

 宮古島市立下地幼稚園に通う園児の母親ら十人で五年前に結成された「ママーズ」が、このほど宮古島市立下地保育所(友利美江子所長)で読み聞かせを行った。ママーズによる同所での読み聞かせは初めてで、園児たちは紙芝居に興味津々の様子だった。
 紙芝居の題名は「はらぺこあおむし」。ママーズのメンバーらが手作りで作製したもの。この日は読み聞かせのほか、「アルゴリズム体操」も行われ、園児共に一列になって和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
 友利所長は「園児たちも静かに紙芝居を見ていた。とても有意義な時間を送ることができたと思う」と感想を話した。
 ママーズの津嘉山優子さんは「私たちが楽しいと園児たちも楽しそうな表情になる。機会があればまた参加したい」と話した。
 



切れ目ない打線で優勝狙う
下地小学校野球部
 


練習量はどこのチームにも負けない下地小学校野球部=下地小学校運動場
 

 「練習量はどこのチームにも負けない」と川平敏光監督が太鼓判を押すのが下地小学校野球部。中学、高校で野球を続けるときのことを考え、体力向上のための基礎練習に日々取り組んでいる。
 同部の特徴は一番から九番まで切れ目のない打線。今年三月から四カ月間、「朝練」で鍛えてきた成果だ。一方で、小さなミスが敗因につながる試合も多く、川平監督はメンタル面の強化にも力を注ぐ。
 来年の一月には六年生にとって最後の大会も控えている。川満俊豪主将(六年)は「迫力ある下地小の野球で優勝を目指す」と意気込む。
 川平監督は「野球は経験が重要。多くの失敗を通して、中学、高校で活躍できる選手になってくれれば」と期待を寄せる。
部員は次の通り。(敬称略)
 【六年】平良仁▽下地貴浩▽池村浩太▽川満俊豪▽仲地航平▽溝尻雅太朗▽上地真登▽根間勇太朗(上野小学校)【五年】来間正裕▽花城凪都▽佐久田滉大▽根間大輔▽久場川将平▽上地清義▽運天優麻▽嵩原健▽石嶺達騎▽松田慎矢
 

 
      
  
※このページは川越陽一が担当しました。


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