2007年(平成19年) 3月21日 水曜日
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2030年 宮古の人口 大幅減少/広域市町村圏別人口予測
14%減4万7000人に/3人に1人が65歳以上
県内で唯一減少 八重山は25%増
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那覇−下地島に1日1便/来月から18人乗り機が就航
市議会一般質問
那覇−下地島間に乗合チャーター方式の旅客便が四月に就航することが二十日、分かった。本土の観光ビジネス航空会社が十八人乗りの航空機を毎日運航する予定。伊志嶺亮市長は「宮古圏域発展に向け、素晴らしいことだと思う。下地島空港および周辺残地の平和利用に向けて弾みが付く」と述べた。市の下地島空港等利活用推進室によると航空運賃は日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)が運航する宮古−那覇間と同額程度になる見通し。同空港における旅客便就航は一九九四年以来十三年ぶり。宮古島市議会(友利恵一議長)三月定例会一般質問で、明らかになった。
十九日の宮古島市議会(友利恵一議長)三月定例会一般質問が六時間以上も空転した。発端は前川尚誼氏の質問の中の「従軍慰安婦」をめぐる市当局と野党のやり取りだった。伊志嶺亮市長が答弁で「従軍慰安婦」と発言すると野党が「定義は何か」と追及。野党は即座に休憩を求め、前川氏の質問の取り消しや市長の見解をめぐり協議したが、再開のめどは見出せなかった。結局この日の日程は午前零時をもって延会。翌二十日午前には伊志嶺市長が陳謝し、前川氏が質問の取り消しを議長に一任するなどして議会は正常化したものの、与党議員は「野党に責任はないのか」などと憤った。 |
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「サンゴ礁生態系保全」など提言/環境を考える市民委
市長、八重干瀬調査に意欲/「ごみ減量化」は目標値設定を
宮古島市の「環境を考える市民委員会」(中西康博委員長)は二十日、伊志嶺亮市長に「サンゴ礁生態系の保全」と「ごみの減量化ならびに資源化」に関する提言書を提出した。同会は、二○○五年度に伊志嶺市長から委嘱を受け、環境に関する問題を市民の観点から検討した。その成果の一環として、提言書にまとめた。 |
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野外焼却が多発傾向に/廃棄物不法処理防止ネット
昨年11月から4カ月で13件発生
宮古保健所管内の廃棄物不法処理防止ネットワーク会議が二十日、同所で開かれた。保健所側は不法投棄や野外焼却の事例などを説明。特に、今年に入って多発している野外焼却についての対応に苦慮していると報告した。今後は会員を増加させ、対応を強化する必要性を訴えた。 |
☆ 夢を胸に巣立つ/平一小で卒業式
平良第一小学校(下地邦雄校長)の卒業式が二十日、同校体育館で行われた。下地校長が卒業生九十五人(男子五十二人、女子四十三人)一人ひとりに卒業証書を授与。卒業生らは大きな夢と希望を胸に思い出深い学びやを巣立った。 |
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宮古支庁の今田益敬さん/日本森林技術協会理事長賞を受賞
グリーンネット活動を報告
県宮古支庁農林水産整備課林業普及指導員の今田益敬さん(33)がこのほど、「森林の流域管理システム推進発表大会」(主催・九州林政連絡協議会)で、美(か)ぎ島(すま)宮古グリーンネットの活動を発表し、日本森林技術協会理事長賞を受賞した。今田さんは二十日、宮古森林組合で発表内容を報告。会員らも受賞を祝福した。 |
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