2007年(平成19年) 2月3日 土曜日
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相手は「同級生」8割/いじめ実態把握アンケート
市教教育委員会/言葉による中傷や無視、仲間はずれ
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週明けから全庁体制/宮古島市
市税収納率アップへ職員90人
宮古島市の伊志嶺亮市長は二日午前、今月五−九日までの五日間実施する特別臨戸訪問に向け、宮川耕次総務部長ら約九十人を徴税吏員に任命し辞令を交付した。全庁体制で、市税の収納率アップに取り組む。 辞令交付式で、伊志嶺市長は「歳入の市税は行政運営の大きな鍵といっても過言ではない。歳入の低下が財政を圧迫している。市税の徴収率を上げ、しっかりとした財政運営にまい進したい」と述べ、市税徴収率向上へ期待を込めた。 市税収納率の向上には納税者一人ひとりの納税意識の向上が不可欠であることから、特別臨戸訪問を実施し納税思想の普及・啓発を促進することなどが目的。市内の平良、城辺、上野、下地、伊良部の全地域が対象。 交付式の後、市税徴収対策会議が開かれた。市では一月−三月までを滞納整理強化期間と位置付けている。年度末行動計画では、三月末時点での徴収率は九○%達成の目標を掲げている。 市によると、沖縄本島に在住する滞納者は約六百五十人で、滞納額はおよそ四千万円。市在住の滞納者総数は六千人に上り、そのうち五十万円未満の少額滞納事案件数が九○%を占める。 |
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比嘉さん(狩俣3年)が最優秀賞/全宮古中学ストコン
各校代表18人が英語力競う
優秀 親泊さん(久松3年)、優良 新城さん(北2年)
第十六回全宮古中学校英語ストーリーテリングコンテスト(主催・宮古島市教育委員会)が二日、県宮古支庁で行われた。各中学校の代表十八人が、英語で物語を発表し、英語力を競った。審査の結果、最優秀賞には比嘉あかねさん(狩俣中三年)が輝いた。比嘉さんは「緊張したけど自分なりの表現ができた。とてもうれしい」と喜びを語った。優秀賞は親泊さつきさん(久松中三年)、優良賞は新城晴海君(北中二年)がそれぞれ選ばれた。 |
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架橋伴い伊良部島へ送水/宮古島市
評価委員会 水道整備計画を答申
宮古島市水道事業管理者(職務代理者・砂川定之次長)から伊良部島への送水計画を含む今後十年間(二○○七−二○一六年度)の「宮古島市水道施設整備事業計画(第一次拡張事業)」の事前評価について提案され、審議を進めてきた同市水道施設整備事業評価委員会(渡真利光俊委員長)はこのほど、同計画は妥当と判断。二日、同委員会は同管理者にその旨を答申し、併せて同市の伊志嶺亮市長に水道事業の提言書を手渡した。答申を踏まえ、市議会三月定例会に新たな事業展開のための条例改正案を提出する予定。 |
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「早く捕まえてほしい」/平良女性殺害
発生から1週間 住民の不安募る
二十六日午後に宮古島市平良字西里のアパートに住む無職の前泊美智子さん(48)が遺体で発見された事件で、発生から一週間を迎えた二日、依然として犯人の逮捕には至っていない。刃物と思われる凶器も見つかっておらず、特別捜査本部は現場近くの聞き込み調査や捜索に力を入れている。周辺住民らは「犯人を早く捕まえてほしい」と不安に包まれている。 |
☆ きょう節分/北幼稚園/一足早く豆まき楽しむ
二日、宮古島市立北幼稚園(来間恒祐園長、園児数四十一人)では北っ子シアター「節分まつり」(主催・北幼稚園保護者会)が行われた。園児らは手作りの面をかぶり、豆まきで福を呼び込むなど一足早い節分を楽しんだ。 同まつりは、在園する父母らで十三年前から引き継がれている恒例行事。今回は▽紙芝居「うみにしずんだおに」▽エプロンシアター「こぶとりじいさん」▽パネルシアター「せつぶん」▽子どもたちの歌「豆まき」−の四本立てで、鬼が出てくる話を中心に紹介された。 まつりのフィナーレには、保護者扮する「赤鬼」と「青鬼」が登場。園児らは豆を手に、「忘れ物鬼、いじわる鬼、行儀悪い鬼は外だー」「福は内ー」と元気いっぱいに豆をまき、友達と仲良くし園生活を送ることを約束した。 |