2006年(平成18年) 12月16日 土曜日
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市有地文筆売買/市長が違法性認め謝罪
自らを分限委に諮問/過去に例なく対応苦慮
市議会一般質問
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伊架橋前倒しに努力/奥平氏の質問に仲井真知事
県議会代表質問
【那覇支局】開会中の県議会(仲里利信議長)十二月定例会は十五日、代表質問が行われ、宮古地区選出の奥平一夫県議が離島振興策などについて、仲井真弘多知事の見解を求めた。自らが方針として示していた伊良部架橋の二年前倒し完成について仲井真知事は「伊良部架橋前倒しについては予算の問題であり、予算の確保にしっかり頑張りたい。これから先を見てほしい」と述べ、当初二〇一二年完成予定を二〇一〇年とすることに向け、積極的に取り組む姿勢を示した。この日の代表質問では、奥平氏を含む五会派五氏が登壇し、当局の見解をただした。 |
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「違法行為取り締まって」/ダイビング事業組合
「警察権放棄」と迫る
伊良部漁協の嫌がらせ/海保は抗議文受け取り拒否
宮古島ダイビング事業組合(加入業者十三社)の渡真利将博会長ら十四人は十五日午後、平良海上保安署(上鵜瀬啓二署長)を訪ね、伊良部漁業協同組合が伊良部島周辺海域で、ダイビング船に対して嫌がらせをしている違法行為を取り締まらないのは警察権の使命を放棄しているとして、抗議文を渡そうとしたが門前払いされた。渡真利会長は、シャットアウトされた入り口ドア前で、ハンドマイクを使って抗議文を読み上げて強く抗議した。現場は一時、物々しい雰囲気に包まれていた。
上鵜瀬署長はマスコミのインタビューに応じ、「抗議内容については、(宮古地区)海面利用協議会があるので、そこで堂々と述べてもらいたい」と述べた。 |
☆ 仮桟橋を視察/伊良部大橋耐風検討委ら
伊良部大橋(仮称)耐風検討委員会(委員長・久保喜延九州工業大学工学部建設社会工学科教授)の第二回検討委員会が十五日、宮古島市平良のホテルで開かれた。委員会では今後、ガスト応答(自然風では、時間とともに風速が変動する乱れ成分があり、この風速変動の作用によって構造物が強制振動させらることの意味)などについて審議し、来年二月に開かれる予定の第三回検討委員会で検討結果をまとめる。 |
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年賀状受け付け開始/25日までに投函を
郵便局
宮古郵便局(辻勝己局長)は十五日、二〇〇七年用年賀状受け付けを開始した。開始セレモニーには、ちゅうりっぷ保育園(上地玲子園長)の三、四歳児らを招待し、園児たちが今年一番乗りで投函した。同郵便局では、今月二十五日までの年賀状投函を呼び掛けている。 |
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「仰木さん忘れない」/一周忌 顕彰碑前で追悼
オリク協力会など
プロ野球オリックス・バファローズの元監督、故仰木彬さん(享年70)の一周忌となった十五日、宮古島市民球場で追悼式が挙行された。宮古島オリックス協力会(中尾英筰会長)をはじめ関係者が集まり、仰木さんの造語で座右の銘として使ったという「信汗不乱」の文字を刻んだ顕彰碑の前で黙とう。宮古島を愛した仰木さんの功績をしのんだ。 |