2006年(平成18年) 11月20日 月曜日
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仲井真弘多氏が初当選/野党推す糸数氏破る
県民は現県政継承を選択
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初当選の仲井真さん/「身の引き締まる思い」
公約実現に強い決意
当選に沸く選対/支持者らと喜びかみしめる
初当選を果たした仲井真弘多さんの選対本部事務所内は「当確」のテレビ速報とともに割れんばかりの歓声と拍手が鳴り響いた。感極まった様子の仲井真さんは「理解していただいた県民の皆さんに感謝したい。身の引き締まる思い。県民の生活を守るために、公約の実現に向けて頑張っていきたい」と感謝と決意の言葉を繰り返した。 |
☆ 「政策浸透図れず」/糸数さん出遅れ悔やむ
テレビの開票速報で仲井真弘多さんの「当確」が報じられると、糸数慶子さんをはじめ、陣営に詰め掛けた大勢の支持者は絶句した。糸数さんは「県民の思いが届かなかったのは、やはり運動の出遅れ。政策をしっかりと浸透できなかったところに敗因を感じる」と淡々と話した。 |
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前月より2万8000円下げ/11月肉用牛競り
子牛46万円 キロ単価1734円
宮古本島の十一月期肉用牛競りが十九日、JAおきなわ宮古家畜市場で開かれた。子牛(生後十二カ月以内)一頭平均価格は四十六万七百七十二円で、先月過去最高を記録した四十八万八千七百四十七円と比べて二万七千九百七十五円安値の取引となった。平均キロ単価は千七百三十四円で、先月と比較して七十五円の安値。成牛を含めた全体の販売額は一億七千八百十万三千百円。同市場では「飼育の良い牛は高値取引だった。牛の中には出荷日齢が長く、出荷体重が小さかったものもあり、全体の価格を下げた」と分析する。 |
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渡久山さんら10人表彰/産業振興賞
宮古の産業発展に尽力
第二十九回宮古の産業まつり(主催・同実行委員会)で、農林漁業および商工観光業の発展に寄与した人に贈られる「産業振興賞」の表彰式が十九日、うえのドイツ文化村で行われた。宮古の農林漁業および商工観光業に模範的な実績を上げた経営者計十人に対し、同実行委員会の中尾英筰会長から表彰状が手渡された。 |
☆ 池間さんがグランプリ/産業まつりTシャツデザインコンテスト
東京や京都、沖縄本島など島内外から五十三点の応募作品があり、最少年齢は五歳から最高年齢は六十歳までと、アイデアあふれるさまざまな作品が寄せられた。 コンテストでは展示会場において行われた一般投票を参考に、審査委員らが審査基準に従い商品化の可能性が高い作品を厳選。観光土産品につなげていく可能性があるとして、池間さんほか五人が表彰を受けた。 グランプリに輝いた池間さんは「観光客に対してマリンスポーツ以外に宮古島を見てほしいという思いがずっとあった。宮古島に生息する動植物をもっとピーアールしたいと思い、オオゴマダラをモチーフにしました」と作製に至った経緯を話した。主催者を代表して宮古観光協会の藤村明憲会長は「Tシャツデザインコンテストも回を重ねるたびに非常に好評。受賞者は今後、商品化に向けて話を進めていく」と激励した。 表彰者は次の通り。(敬称略) 【グランプリ】池間寿和子=マックオペレーター=宮古島市【優秀賞】上田真由美=アルバイト=京都府【奨励賞】仲本奈美子=パート=宮古島市▽仲程五雄=非常勤=那覇市【特別賞】廣田愛乃=高校生=宮古島市▽中田光洋=小学一年生=宮古島市 |