2006年(平成18年) 11月12日 日曜日
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県知事選/投開票まで1週間
「自公」「反自公」の激突/両陣営 最終盤に向け全力
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23チームが熱戦/本社杯全宮古少年サッカー
第十四回宮古毎日新聞社杯全宮古少年サッカー大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古サッカー協会)が十一日、宮古島市陸上競技場で開幕した。低、中、高学年の各部に計二十三チームが出場、初日は予選リーグで熱戦を展開した。競技の結果、各部の4強が出そろった。きょう十二日に各部とも準決勝、決勝を行い、少年サッカー宮古一を決定する。 |
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感性光る作品展示/合併後初の市民文化祭
市中央公民館/「一般の部」が開幕/多くの来場呼び掛け
午前九時から、同公民館入り口で行われた開会式で、伊志嶺亮市長は「私たちは郷土の自然と風土、歴史と伝統に根差し、個性ある宮古の文化を継承・発展させ、幅広い市民文化を創造していかなければならない。この文化祭が、文化の秋を彩る祭典として定着し、文化の発展に貢献することを心願っている」とあいさつ。記念となる第一回の開催を喜んだ。 市教委の久貝勝盛教育長は「文化活動の活発な地域は、そこに住む人が自主創造の精神を堅持し、街に誇りと自信を持って一人ひとりが輝く生活をするため、将来大きく発展する」と意義を強調。「市民と制作者が交流を深め、文化に触れることで視野を広め見識を高めてほしい」と呼び掛けた。市文化協会の友利会長は、市町村合併により平良市文化協会から旧町村部も加わっての市文化協会発足の経緯なども紹介しつつ、「初心に帰って一般市民の募集に努力し、内容的に素晴らしいものが出てきた。文化の広がりを新しい市に定着させることができるのではないか」と期待を込めた。 市議会の友利恵一議長(代読・下地智副議長)は「質・規模とも最高の文化祭になると確信している。多くの市民が参加し、文化への意欲を高め、文化祭を盛り上げることを期待している」と祝辞。伊志嶺市長、久貝教育長、友利会長、下地副議長のテープカットで開幕した。各部門の展示とともに十一日は、郷土史部会が宮古各地の石碑巡りを実施。リサイクル部会は省エネ家電講習会も開いた。今回の展示部門のほか、音楽祭が十二月九日、芸能祭が同二十四日、いずれもマティダ市民劇場で開催される。また、児童文化の発表は同三日、加治道農村研修センターで行われる予定。 |
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糸数君(多良間中3年)ら最優秀賞/童話・お話・意見発表大会
6人が県大会へ
第四十回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が十一日、宮古島市立西城小学校、同中学校の両体育館で行われた。小学生四十三人、中学生三十五人の計七十八人が熱弁を振るった。審査の結果、小学校の部では低、高学年で下地大輝君(城辺小一年)ら男女四人が、中学校の部では糸数憲吾君(多良間中三年)ら男女二人がそれぞれ最優秀賞に輝いた。最優秀賞の六人は十二月八日に国頭郡で開催される県大会に派遣される。 |
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石碑から宮古の歴史見る/総合博物館講演会
仲宗根將二氏が時代背景解説
宮古島市総合博物館第三回企画展特別講演会「石碑が語る宮古の歴史」が十一日、同館で開かれた。講師に元総合博物館長の仲宗根將二さんを招き、石碑を通して垣間見える宮古の歴史を紹介。訪れた約三十人は石碑に刻まれた先人の足跡に思いをはせて知識を深めた。この講演会は、今月初旬から同館で開催されている同企画展にちなみ行われたもの。 |
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専門校の技術披露/第14回工業祭
地域住民でにぎわう
ミニ蒸気機関車やエコデン体験、衣服展示、販売コーナーなど専門的でバラエティーに富んだ内容で開催された祭りの統一テーマは「匠の祭典 2006in宮工 −見よ!我らの巧みな技術 今 ここから未来を造る−」。同校の▽自動車機械システム科▽電気情報科▽生活情報科−など各科学年ごとにさまざまな作品が展示され、訪れた人の目を引いていた。 中でも電気情報科のマイコンカーは、コース上に引かれたラインの上を自動追尾して移動する車輪駆動ロボットとあって、子どもたちの注目を引きつけた。 マイコンカーの先端部分に設置されたセンサーで、コース上を走行するロボットに子どもたちは歓声を上げて喜んでいた。 狩俣良樹君(同科三年)は「自分たちが学校で勉強して得た知識や技術を、このような形で公開できるのは大変良いことだと思う。遊びに来てくれた子どもたちの笑顔を見ると、もっと頑張ろうという気になりました」とはにかんだ。 |