2006年(平成18年) 11月7日 火曜日
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家畜ふん尿・生ごみを堆肥化/市資源リサイクルセンター
試験稼働を開始/年度内にも指定管理者制へ
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漁協の未納計960万円/栽培漁業推進協への負担金
伊架橋補償金での拠出求める
池間漁業協同組合、伊良部漁業協同組合、宮古島漁業協同組合の三漁協が、宮古地区栽培漁業推進協議会(会長・伊志嶺亮宮古島市長)に未納している負担金・分担金の合計額が九百六十万円に上っていることが六日、分かった。池間漁協は過去二十一年間も未納を続けている。同日開かれた同協議会の幹事会・委員会で明らかになった。 |
☆ 泥塗られて厄払い/パーントゥ始まる/平良字島尻
「パーントゥ」は百数十年前、島尻元島の西海岸(クバマ)に漂着した黒と赤の仮面がきっかけとなった。この仮面を世持神の来訪としてあがめた村人が、仮面をかぶって駆け回ったことが始まりとされる。 夕暮れ時になると右手につえ、左手に面を持ったウヤ(親)パーントゥ、ナカ(中)パーントゥ、フファ(子)パーントゥが部落内に出没。悲鳴を上げながら逃げ回る子どもたちや観光客らに容赦なく泥をべっとり。新築の窓や壁にも体をこすりつけながら泥を塗りたくった。塗られた人たちの中には泥で真っ黒の顔になりながらも、伝統行事の奥深さに感嘆の声を上げている人もいた。
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宮古島市/省エネ診断実施へ/ESCO診断モデル事業
国が指定「無駄遣い」徹底調査
宮古島市(伊志嶺亮市長)の五庁舎で、国の省エネルギー診断が実施されることが六日までに分かった。国が簡易ESCO診断モデル事業で同市を指定、県内の自治体では唯一の省エネ診断となる。診断の結果は国の外郭団体・省エネルギーセンターが取りまとめて提言。この提言を受け、市が効率的なエネルギー使用方法の構築を図る。さらにエネルギーの「無駄遣い」も判明するため、診断は財政改革の一端を担う事業としても注目を集めそうだ。 簡易ESCO診断モデル事業は国の二〇〇六年単年度事業。二酸化炭素の排出量削減が期待されている。 事業では、全国各地の計十施設で省エネ診断を実施する。市の関係者によると、宮古島市指定の理由は、ガソリンの代替燃料として注目されている「E3」事業の推進や市資源リサイクルセンターの導入、バイオマス構想など、資源循環型社会の構築に向けて取り組んでいる姿勢が評価されての指定だという。 省エネ診断は市の五庁舎で実施。各庁舎内の電気の使い方を徹底的に調査・分析し、どこに無駄があるかということを具体的にまとめる。診断の結果は宮古島市に報告され、市はこの診断結果を基に「できるものから始めていく」(市幹部)としており、歳出削減の観点からも積極的に改善を図る方針だ。 また、今回の省エネ診断が、「どのエネルギーを無駄に使っているかが分かるだけでなく、職員の意識を変えていくためにも良い」として、その事業効果に期待している。 省エネ診断は今年中にも実施され、来年三月までには結果が出る。 |
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秋風の中、笑顔の親睦/沖縄伊良部島郷友会
運動会で心地よい汗
【那覇支局】「感動の五十周年・未来へ翔く伊良部島」をスローガンに、沖縄伊良部島郷友会(伊計高秋会長)の第四十八回大運動会が五日、浦添市の浦添市陸上競技場で開催された。たくさんの郷友たちが参加し、秋風の中で各種競技を楽しみながら心地よい汗を流した。 |
☆ 清掃用具一式を寄贈/サンゴの会が佐良浜小に
サンゴの会の会員は、今年数えで四十七歳を迎え、男性は今月行われた伝統行事「ミャークヅツ」のミーウヤ(新しい親)として新加入した。同窓生らは新加入を記念して同窓会を開催。男女百五十六人から善意の浄財を集め、母校に清掃道具一式を贈ることを決めた。 清掃道具一式は、一輪車三台、竹ぼうき十本、熊手四本。 同校体育館で行われた贈呈式では、全児童が参加した。 西原さんは「清掃道具を使って学校をきれいにしてください」と述べた。 児童会書記の仲宗根愛さんは「掃除道具は、全員で大切に使っていきます」と礼を述べた。 小川校長は「学校をきれいにすることに合わせて、心もきれいにしてください。ミャークヅツに、先輩を尊敬し、敬うことはとっても大切なこと」と児童たちに話し、清掃道具を大切に使うよう強調した。 西原さんらは、同小学校に先立って、母校の佐良浜中学校に竹ぼうき十本、熊手四本、マリーゴールドなど二百十本を寄贈した。 |