2006年(平成18年) 11月4日 土曜日
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初日は145人が投票/県知事選期日前スタート
本島1カ所 「不便」の声も
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過去最高の営業収益/JTA
中間決算 前年費7%増233億円
日本トランスオーシャン航空(JTA、本社・那覇市、市ノ澤武士社長)は二日、二○○七年三月期の中間決算(○六年四−九月三十日)を発表した。売上高に当たる営業収益は、本土路線などの好調な伸びで過去最高の前年同期比七・一%増の二百三十三億円の業績を上げた。経常利益は三・三%増の八億六百万円、中間純利益は三・一%増の四億五千九百万円の増収増益となった。 営業収益の約八割を占める旅客収入は八・二%増の百八十一億五千万円の大幅増となった。 旅客数は過去最高の百三十四万人(前期比一・四%増)となった。これは、三月の新路線北九州−那覇の開設や七−八月の那覇−石垣の増便、JALグループの全国ネットワークを生かした沖縄への誘客取り組み、同航空のホームページ「美ら島物語」のアクセス件数増加などが大きな要因。 貨物・郵便収入は、夏場のパイン、マンゴーなどの果実類を扱う「ゆうパック」や宅配便などが伸びたことから、一〇・一%増の十一億三千万円。 付帯事業収益は、JALグループ各社からの航空機整備受託の増などにより一・六%増の四十億一千万円となった。 一方、営業費用は七・三%増の二百二十四億六千万円。原油高騰の影響を受け、燃油費が二四・八%(九億八千万円)の増となり、費用全体の二割を超えた。 通期(○六年四月一日−○七年三月三十一日)業績予想は、営業収益は当初から七億円上方修正し、二%増の四百五十一億円。経常利益と当期純利益はそれぞれ二億円上方修正。しかし、燃料費の高止まりなど、引き続き厳しい収支環境が見込まれるとして、経常利益は二一・六%減の八億円、当期純利益は七・六%減の六億円の増収減益を予想。 |
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入賞者299人に賞状/市民文化祭
「児童・生徒の部」表彰式
この日表彰を受けたのは、書道展、美術展、文芸展、自由研究展と、郷土の民話大会、高校生の主張大会の受賞者で、各部門合わせて▽市長賞五十二人▽教育長賞五十一人▽優秀賞九十三人▽優良賞百三人−。子どもたちは緊張した面持ちで登壇し、賞状と記念品を受け取っていた。 主催者を代表して伊志嶺亮市長は「多くの人からたくさんの応募を頂き喜んでいる。受賞者の皆さんには、これからの宮古島市を支えてくれる活躍を期待したい」とあいさつ。開会の言葉で久貝勝盛教育長は、各方面での児童・生徒の活躍を紹介しながら、「宮古の子どもたちを誇りに思う。この賞を機にますます頑張って」と激励した。 表彰式では伊志嶺市長、久貝教育長、市文化協会の友利吉博会長、市教委の二木哲生涯学習部長がそれぞれ、市長賞、教育長賞、優秀賞、優良賞の賞状を手渡した。 市民文化祭「児童・生徒の部」は五日にマティダ市民劇場で音楽祭を開催。十八−十九日は宮古島市伊良部公民館で移動秀作展を行う。 また、一般の部は十一、十二の両日、宮古島市中央公民館をメーン会場に各部門の展示や発表が行われる予定。 |
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上位入賞に大きな期待/4頭が県畜産共進会へ
「健闘を」と出品者激励
今回、宮古地区から選出された代表牛は▽伊良部平三さん(城辺)所有の「しげみ」(若雌の部第一類)▽長浜輝代さん(同)所有の「やすこのこ」(同部第二類)▽喜屋武則吉さん(同)所有の「つきよ」(成雌の部第一類)▽松原広幸さん(同)所有の「まるちゃん」(同部第二類)−の四頭。伊良部さんは二回目、長浜さんは十回目、喜屋武さんは今回初、松原さんは六回目の同共進会への出品だという。 出品者を代表して喜屋武さんは「県畜産共進会まで残された数日、出品牛、出品者とも、体調に細心の注意を払い、当日を万全の態勢で迎えたい」と決意表明した。 宮古地区農業振興会の伊志嶺亮会長(宮古島市長)は主催者あいさつで「厳正なる審査を重ねた結果、今回の四頭を出品するが、各部門で上位入賞、団体賞が有望視されている。宮古地区の和牛をPRするいい機会でもあるので、皆さんの健闘を祈願する」と激励した。また、県宮古支庁の兼城克夫支庁長(代読)も祝辞を述べた。出席した出品者や関係者は上位入賞に向け祝杯を挙げ、宮古和牛改良組合の各部ごとの余興が繰り広げられ会に花を添えた。 |
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6組を県大会に推薦/管打楽器コン
小・中・高校生が成果競う
第五回宮古地区管打楽器コンテストアンサンブル部門(主催・宮古地区吹奏楽連盟)が二日夕、マティダ市民劇場で行われた。小学校、中学校Aパート、同Bパート、高校Aパート、同Bパートの五部に計三十組が参加。日ごろの練習の成果を披露し演奏技術を競い合った。審査の結果、サクソフォン四重奏など六組が県大会への推薦が決まった。県大会は十二月にうるま市で開かれる。 |
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多彩な種目に笑顔広がる/多良間/村民運動会 交流深める
各区対抗で熱戦
村民運動会は、スポーツを通して村民の健康増進と心の触れ合いを大事に、明るい平和で豊かな地域づくりと活性化を図ることが目的。 運動会には保育園児から六十歳以上の高齢者まで多くの地元住民が参加した。▽土原▽天川▽津川▽宮良▽嶺間▽大道▽大木▽吉川▽水納−の計九区の各区対抗で行われた。 午前の部では、老人クラブ連合会による団体演技や、各区の代表らによる俵運びや両足跳びなどで熱戦が繰り広げられた。午後の部は中学生による勇壮なエイサーで幕開けし、親子三代リレーや年代別リレー、綱引きなど多彩なプログラムで会場を沸かせた。最後は参加者全員でクイチャーを踊り、にぎやかに幕を閉じた。 |