2006年(平成18年) 11月1日 水曜日
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「基地の無い平和な沖縄を」/糸数氏が宮古で総決起大会
県知事選/女性知事誕生に気勢
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宮古地区/ガソリン3円値下げ
4カ月ぶりに140円切る
多くのガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンが一g当たり百四十一円から百三十八円に、軽油が百二十二円から百十九円(いずれも税別)に下がる。百四十円を下回るのは今年七月以来、四カ月ぶり。ハイオクガソリンを百五十二円から百四十九円に引き下げる給油所もある。 値下げを前に、市内のガソリンスタンドでは三十一日から「仕入れ価格の値下げにより三円値下げします」との張り紙を店頭に掲示し、訪れる客に周知を図った。 給油に訪れた七十代の男性は「うれしいお知らせ」と笑顔。三十代の女性は「出勤や買い物に毎日車を使うので、(値下げは)とても助かる」と喜んでいた。あるガソリンスタンドの職員は「今後の変動が気になるが、お客さんが喜ぶ顔を見るのはうれしい」と話していた。 石油情報センターが先月二十五日に発表した石油製品の価格調査では、レギュラーガソリン一g当たりの店頭価格(全国平均、先月二十三日時点)は百四十・二円で六週連続で下落した。 |
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経済、雇用問題で活発論議/支援事業など説明
産業雇用安定セ/経済団体等情報交換会議
この日の会議には同センターをはじめ、宮古公共職業安定所、宮古島商工会議所、伊良部町商工会議所、県建設業協会宮古支部、宮古観光協会の代表が参加した。 産業雇用安定センターは、雇用再生集中支援事業の概要などについて説明。不良債権処理の影響により、離職者の発生や出向などの雇用調整を行う事業主は「雇用調整方針」を作成し、ハローワークに届けることなどをパンフレットで紹介。この方針を基に離職者の早期再就職の支援が行われることなどが示された。 現状報告で、県建設業協会宮古支部の親泊秀人事務局長は、宮古の建設業界の動向を報告。国の三位一体改革の影響を受けたほか、市町村合併に伴う発注元の減少などを挙げ、「極めて厳しい現状にある」と報告した。ただ、今後、伊良部大橋建設工事や新規の地下ダム建設を含む国営二期土地改良事業の着工など明るい材料もあることを付け加えた。 宮古観光協会の藤村明憲会長は、宮古島における観光産業を説明。二百五十億円弱の産業に成長していることを報告し、雇用は直接雇用で約二千人、関連を含むと三千−四千人の雇用を生んでいることを強調した。課題として藤村会長は、「地産地消の動きや人材育成などの面で後手に回っている」と話した。 |
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有効求人倍率0・29倍/9月
前年同月と同水準 新規は大幅増
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、山岡真也所長)は三十一日、二〇〇六年九月の「雇用の動き」を発表した。有効求人倍率は〇・二九倍で、前年同月と同水準、前月比では〇・〇一]の上昇となっている。新規求人数は前年同月に比べ五六・三%の大幅増となり、前月比でも三六・七%の増加を見せている。同所は「飲食店の新規オープンなどにより、新規求人が増えた。前月と引き続き求人件数の多い医療・福祉関係だが、資格が必要となる職種のためなかなか採用がないようだ」と分析している。 新規求職申込件数は二百四十四件と、前年同月に比べ一七・八%減となり、前月比でも一〇・六%の減少となった。 大幅増となった新規求人数を産業別に見ると▽飲食店・宿泊業(五十一人、二〇〇・〇%)▽医療・福祉(四十六人、九一・七%)▽サービス業(二十九人、八一・三%)で増加したものの、▽卸売・小売業(十三人、二三・五%)▽製造業(七人、五〇・〇%)などで減少した。 県外からの連絡求人数は五百九人と前年同月比一七・八%の増となり、前月比でも五・六%の増となった。うち、臨時・季節の求人は、百八十六人と前年同月に比べて三六・八%の増加となり、前月比でも一一・四%の増加。本土での景気回復が影響しているとみる。 就職件数は前年同月比一六・九%減の九十八件で、前月比では六・五%の増。このうち、県内就職件数は八十四件と前年同月に比べて一二・五%の減となったが、前月に比べると一〇・五%の増加となった。 一方、県外就職件数は十四件と前年同月に比べ三六・四%の減となり、前月比でも一二・五%の減となった。 |
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フォークダンス大会で特別賞/スポレク鳥取2006
「交流深め楽しかった」
フォークダンスサークルのみやこ島フォークダンスラグーンの会員らは十月二十二、二十三の両日、鳥取県で開催された第十九回全国スポーツ・レクリエーション祭「スポレク鳥取2006」のフォークダンス大会に県代表として出場し、特別賞に輝いた。十月三十日、入賞報告会を市内ホテルで行い、「他県の人たちとの交流が深められて楽しかった」と喜んだ。 |
☆ 砂川(宮農1年)75`超級で優勝/県高校新人大会重量挙げ
二度目の試合となった砂川は、スナッチ43`、ジャーク60`、トータル103`での優勝。「大会は二度目だが、他のチームの選手の強さはすごい。もっと持てるようになりたい」と決意を新たにした。 初めての試合出場だった与儀はスナッチ36`、ジャーク47`、トータル83`で四位。スナッチもジャークも自己記録を更新した。「六本とも成功でき、自己記録を出せたので満足感はあった」と笑顔を見せる一方、「三位以内に入れなかったのは悔しかった。他校のすごさに圧倒された」とも話した。 現在の部員三人はいずれも一年生で、高校入学後に重量挙げを始めた。今は朝に三十−四十分、放課後に三時間ほど、練習に取り組んでいるという。 指導する翁長真由美教諭は練習中、厳しい声も飛ばすが、「自分たちは分かっていないかもしれないが、筋は良い。慣れればすぐに記録は良くなる」と話し、今後に期待を込めていた。 |