2006年(平成18年) 10月25日 水曜日
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空自が地上電波測定施設建設/宮古島分屯基地
軍事機能強化へ加速/市長 「寝耳に水 近く抗議」
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電子自治体構築目指す/委員に委嘱状交付
宮古島市/情報化計画書の策定へ
電子自治体とは、コンピューターシステムやインターネットを利用し、処理を電子化した行政機関。時間、場所を問わず申請や届出が可能になる。 自治体内部では事務作業が簡素化、効率化され、便利で質の高いサービスが提供できることが利点。 市では市民アンケートで要望の多かった▽文化・スポーツ施設の利用予約▽研修・講習・イベントなどの申し込み▽粗大ごみ収集の申し込み▽地方税申告手続き▽入札−などの電子化を検討している。 委員会では「自治体が一方的に提供するだけではなく、市民から自治体に発信する双方向の情報提供が必要」や「情報漏えいやセキュリティーが課題」などの意見が挙がった。 市は今年四月からこの計画に着手し、専門部会の開催、市民および庁内アンケートを実施するなど作業を進めてきた。 現在、同市では住民票・戸籍、施設利用申請などの申請・申込書をホームページからダウンロードできるようになっている。 選任された渡久山会長は「情報化は避けては通れない。委員で意見を出し合い、市の発展につなげよう」とあいさつした。 第二回会議は十一月、第三回会議は来年一月を予定している。 委員は次の皆さん。 【会長】渡久山明(宮古観光協会事務局長)【副会長】仲里雅彦(エフエムみやこ代表取締役)【委員】▽松野朝之(宮古福祉保健所公衆衛生学博士)▽松川英世(宮古島市社会福祉協議会平良支所長)▽島袋正彦(宮古島市教育委員会学校教育課長)▽砂川久伸(NPO法人にぎわいみゃーく事務局長)▽西尾公利(宮古島オンラインショップ代表者)▽安里香織(オフィスかりさら代表者)▽松堂哲男(ピーシーハウス代表取締役)▽平良正也(トロピカルテクノセンター事業開発部次長)▽砂川拓也(宮古青年会議所理事長) |
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八重山毎日新聞に託す/宮古毎日
台風13号義援金
二〇〇三年九月に襲来した台風14号で宮古島が被害を受けた際に、八重山各地から見舞金が寄せられたことから、今回は八重山三市町の復旧のため役立ててもらおうと寄せられた。 内訳は、宮古毎日新聞社(真栄城宏社長)が紙面で呼び掛け、市民百二十九人から寄せられた義援金十六万円余と、同社と社員一同からの義援金、また宮古支庁からの総合計四十六万二千円余となっている。 渡嘉敷社長は「宮古島市民の温かく、ありがたい見舞金を確実に市町会に届けたい」と感謝を述べた。 (記事・写真ともに八重山毎日新聞社提供) |
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麻しん/早めの予防接種を
流行警戒 保健所呼び掛け/北部地区で12人発症
麻しん(はしか)の県内での発生患者が九月十四日から今月二十四日までで十二人に上り、県では麻しんの流行を警戒している。宮古地区では発生は確認されていないが、宮古福祉保健所(上原真理子所長)は「麻しんは感染力が非常に強い。まずは予防接種を受けているかを確認し、未接種の人は予防接種を受けてほしい」と、早めの予防措置を取るよう呼び掛けている。 麻しん(はしか)について県は二〇〇一年度、「はしか0(ゼロ)プロジェクト委員会」を発足。〇三年度には「県麻しん発生時対応ガイドライン」を制定し、県と関係機関による協力態勢を整えた。県では「はしかゼロ」に向け、予防接種率九五%を目指しているが、〇五年度は接種対象年齢の一歳児で、▽宮古島市八五・二%▽多良間村八四・二%▽県全体七六・五%−と、目標に達していない。全年齢ではさらに接種率が下がり、麻しん予防のための接種率向上は大きな課題となっている。 上原所長は、「宮古では定期の集団接種と、個人の接種で対応しているが、接種率は目標に達していない。子どもたちを守るためにも、一歳以上の予防接種が重要」と強調。▽一歳以上の乳幼児でまだ予防接種を受けていない人▽予防接種を受けていない児童・生徒・学生▽保育所や幼稚園、学校、医療従事者など、子どもと接する職業の人−には特に、予防接種を勧めている。一歳児と幼稚園児の定期接種は無料。七歳半までは市町村負担で接種が受けられる。 今回、患者発生が確認されているのはいずれも北部福祉保健所管内で、生後六カ月から二十八歳まで十二人。ガイドラインで定められた三段階の「レベル2」の状況。 宮古福祉保健所はガイドラインに沿って、二十四日までに、教育現場の宮古島市教育委員会と宮古教育事務所、学校医としてかかわる宮古地区医師会に対し、▽予防接種歴の把握▽未接種者への予防接種勧奨−など対策を講じるよう促した。 ◆◆ことば◆◆ 麻しん(はしか) 麻しんウイルスの感染によって起こる。潜伏期間は約十日で、特有の発熱や発疹が見られる。感染力が非常に強く空気で感染する。いったん発病すると重症で脳炎や肺炎を併発して死亡することもある。県内では麻しんの流行した一九九八−九九年、ゼロ歳から三歳児の八人が死亡。〇一年にも一人が死亡した。 |
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7年ぶりに2万羽超/サシバ飛来
宮古野鳥の会がカウント
宮古野鳥の会と県自然保護課は二十四日までに、宮古本島・伊良部島に飛来した二○○六年サシバ飛来数調査をまとめ発表した。それによると、総飛来数は二万一千四羽で、一九九九年以来七年ぶりに二万羽を超えた。 |
☆ 元消防職員を書類送検
宮古島警察署は二十四日、道路交通法違反(無免許運転)の容疑で元宮古島市消防本部職員の男(44)=宮古島市平良字荷川取=を那覇地方検察庁平良支部に書類送検した。 調べによると、男は今年三月、酒気帯び運転で検挙され、同四月二十日から免許停止処分を受けているにもかかわらず、同九月十四日まで公用車を数回運転した疑い。 男の供述に基づき勤務先から公用車の運転記録などの提出を受けて、捜査したところ、今年九月四日に事務連絡のため、普通貨物自動車の公用車を無免許で運転していたことが明らかになったという。 職員は、今年十月五日付で懲戒免職処分を受けている。 |