2006年(平成18年) 3月4日 土曜日
☆ 一般会計は14億6000万円/多良間村06年度当初予算案
☆ 高機能集中治療室に改修/県立宮古病院内科病棟に4床設置
県立宮古病院(恩河尚清院長)は、内科病棟の集中治療室(ICU)を改修し、高度医療機器の設置や医療スタッフを増やすなど、重症患者への医療体制を大幅に拡充させた。三日午後、関係者らによって開設セレモニーが行われ、圏域の医療サービス向上に期待を寄せた。恩河院長は「ICUの役割を十分果たせるよう努力していきたい」と話した。 改修された集中治療室は三階の内科病棟で、これまでの三床から四床に増やし、救急蘇生装置や呼吸循環監視装置など高機能の医療機器を備え、広さも約九十平方bに拡大された。設備費は二千二百五十二万二千円。看護師十四人を配置し、専任医師も交代で常駐させる体制を整えた。 集中治療室は重症患者に対する治療室で多くの高度医療機器を使用するとともに常時患者の観察が必要なため一般病棟より多くの医療スタッフを必要としチームで医療することが重要とされている。 これまで圏域には整備された集中治療室の施設がなかった。 あいさつした恩河院長は「圏域には整備されたICUがなく医療の質の向上を図る上でも整備は課題だった。当院では年間約十万人が入院治療を受け、そのうち約八千人が重症患者。これまでは各病棟で脳出血や心筋梗塞などの重症患者を治療してきたが、重症患者をまとめて医療できる体制が整ったことで、より良い医療が提供できる」と話した。 伊志嶺亮宮古島市長(代読・下地学助役)は「ICUの開設により、今後、宮古圏域の医療サービスの向上に成果を上げることを期待したい。行政としても福祉・医療・保健の各分野における住民サービスの充実に力を注ぎたい」と述べた。 写真説明(上)・恩河院長(左から3人目)らがテープカットで開設を祝った=3日、県立宮古病院 写真説明(下)・医療機器・スタッフ共に拡充された集中治療室=3日、県立宮古病院 |
☆ 生産で好結果得る/バイオエタノール
☆ ひな祭りに桃の花/JTAが花園保育所に贈る
日本トランスオーシャン航空(JTA、市ノ澤武士社長)は「桃の節句」の三日、平良の花園保育所(浅野弘子所長、園児数百十四人)に、岡山県西大寺観光協会から届いた桃の花二十本を贈った。 JTA宮古空港所の下地秀樹副所長らが同所に出向き、「これからも元気にすくすくと育ってね」と、子供たちに花を手渡した。 子供たちはひな祭りのひな壇が飾られた部屋で、元気よくJTAの職員を迎え、プレゼントに笑顔を見せていた。 JTAでは同保育所をはじめ、宮古毎日新聞社など事業所を含む十四個所に、合わせて二百十本の桃の花を贈った。 花園保育所では、三―五歳児の園児六十五人が「うれしいひなまつり」を元気よく合唱。下地副所長とグランドスタッフ(地上職)の平良愛さんが、園児を代表して恩河夢侑ちゃん(6つ)、田川和人君(6つ)に手渡した。 花園保育所の保育士の金谷福代さんは「ひな祭りは女の子のお祝い。優しくきれいな心で健やかに育ってほしい」と話していた。 桃は岡山県の県木。桃の花はひな祭りのこの時期に合わせ一九九六年から毎年、同県の西大寺観光協会がJTAを通して沖縄県に贈っている。 今回は宮古地区で二百十本、県全体では六百五十本が届いた。 写真説明・(左から)夢侑ちゃん、和人君に桃の花を手渡す、下地副所長、平良さん=3日、花園保育所 |
☆ 漲水学園へCDプレゼント/パニパニガールズ具志堅さんの母親
☆ 市民アンケート実施へ/市木・市花等選定委