2006年(平成18年) 3月3日 金曜日
☆
「支所縮小」の声多く/職員増求める意見も
宮古島市が課長らにアンケート
☆ 手作り人形に笑顔/きょうひな祭り/下地児童館
きょう三月三日は、五節句の一つ「上巳(じょうし)の節句」。「桃の節句」とも呼ばれ、女の子のいる家庭では成長と幸福を祈ってひな人形を飾り、白酒や桃の花を供える「ひな祭り」が行われる。ひな祭り行事の本来の意義は、祭りの終わりに汚れを人形に移し、川や海に流す「流しびな」の風習だと言われている。
下地児童館(上地久子館長)では二日、子供たちが牛乳パックと折り紙を利用してひな人形を作り、ひな祭り会を開催。上地館長がひな祭りの趣旨について説明した後、子供たちはひな祭りの歌を歌ったりゲームをしたりして楽しみ、ひなあられを食べて締めくくった。 川満優華ちゃん(7つ)は「かわいいひな人形ができた」と大喜び。母親の直子さんは「一人娘なので、ご馳走を作ってひな祭りをお祝いします」と話していた。 写真説明・手作りのひな人形を手にする女の子たち=2日、下地児童館 |
☆
大学野球キャンプシーズン突入
宮古で強化に励む
☆
「戸締まり用心火の用心」/園児たちが呼び掛け
7日まで春季火災予防運動
一日から全国一斉に展開されている二〇〇六年春季全国火災予防運動週間(―七日)の一環として、二日、幼年・少年防火クラブパレードが市街地で行われた。四保育園から百八十九人の園児が参加し、「戸締まり用心火の用心」と元気な声で呼び掛け。拍子木やパーランクーなどを打ち鳴らしながらにぎやかにパレードし、周知を図った。
パレードには幼年・少年防火クラブの、あけぼの保育園、北保育所、ひばり保育園、花園幼稚園の園児たち百八十九人が参加。市内下里通りを出発し、市場通り、宮古島市役所までを歩きPRした。 パレード終点となる市役所で園児たちを出迎えた下地学助役は「火は毎日の生活の中に無くてはならないが、気の緩みが事故につながる。気を付けてほしい」と話し、園児たちには火遊びをしないよう、大人には後始末に気を付けるよう呼び掛けた。宮古島市消防本部の砂川亨一次長は「幼い時期に防火・防災の意識を高めることが大事」として、今回のパレードによる効果に期待した。 写真説明・「戸締まり用心火の用心」。元気な声で周囲に呼び掛ける園児たち=2日、下里通り |
☆ 会場は宮古一色に/観光感謝祭、東京で開催
【東京で洲鎌恵仁記者】宮古の行政や観光関係者などが一体となって宮古をPRする「第八回沖縄宮古観光感謝祭」(主催・宮古島市、共催・県宮古支庁、宮古観光協会、宮古島商工会議所)が二日、東京都渋谷区のホテルで開催された。都内の航空会社や旅行代理店などの関係者約二百人が参加。会場には泡盛や宮古そばが並べられ宮古島一色。伊志嶺亮市長は「観光客四十万人に手が届くところまできている。これも皆さんが宮古をPRしてくれたおかげ」と感謝の意を示し、宮古観光のさらなる発展に向けて協力を求めた。
同感謝祭は各航空会社や観光関連業者らへ日ごろの感謝の意を表すとともに、宮古観光の振興に寄与することを目的に開催。今回は宮古島市誕生後、初めての開催となることから東京と大阪の両都市で開かれた。
|
☆ 戌(いぬ)年生まれが一堂に/多良間村で合同生年祝賀会
【多良間】多良間村の戌(いぬ)年生まれが一堂に会し健康と長寿を祝う「戌年合同生年祝賀会」がこのほど、同村中央公民館で行われた。十二歳から八十四歳までの戌年生まれ「トゥイアグ」たちが村内や県内外からも駆け付け、温かい祝福を受けた。
合同生年祝賀会は、各生まれ年の村民や村出身者が十二年ごとに一堂に集まって祝う行事で、この日は十二歳、二十四歳、三十六歳、四十八歳、六十歳、七十二歳、八十四歳を迎える約百三十人が参加。参加者たちは久々に再会した「アグ」たちと近況を報告したり、昔話に花を咲かせるなどして十二年に一度の盛大な祝賀会を楽しんだ。 戌年会会長の照屋健市さんは「生まれ島へようこそ。十二年後も健康で会えることを祈念します」とあいさつ。祝賀会では三線や踊りなどの余興も次々と披露され、島を挙げて戌年生まれの長寿と健康を祝った。 写真説明・戌年生まれが一堂に会し、温かい祝福を受けた合同祝賀会=2月26日、多良間村中央公民館 |