2006年(平成18年) 2月5日 日曜日
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下地信弘、下地博富さん金賞/県産の農水産品ずらり
花と食フェス・野菜品評会
【那覇支局】おきなわ花と食のフェスティバル(主催・県、同推進本部)が四日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開幕した。きょう五日までの日程。会場には第十六回野菜品評会の入賞作物も展示され、宮古関係では下地信弘さん(伊良部)のカボチャが農林水産省生産局長賞(金賞)、下地博富さん(上野)のトウガンが県議会議長賞(金賞)に入った。午前の農林漁業賞表彰式では上地良淳さん(上野)が畜産部門、豊農産(平良、辺土名豊一代表)が農産部門で表彰された。
同フェスティバルは、県産農林水産物の消費拡大や生産振興に役立てることが目的。昨年までの園芸フェアを、今年から同名称に変えた。
写真説明(上)・多くの来場でにぎわい見せた、おきなわ花と食のフェスティバル=4日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター 写真説明(下)・農林漁業賞を受賞した辺土名さん(左)と上地さん(右)
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糖尿病10年で1・6倍増/「予備軍」も増加傾向
宮古地区住民健診結果
住民健診結果に見る宮古の過去十年間(一九九四―二〇〇三年)の糖尿病率は、糖尿病、予備軍ともに約一・六倍増加し、今後も増加傾向が予測されることが宮古福祉保健所の公表資料で分かった。同期間の住民健診受診延べ人数は九万三千六百五人。このうち糖尿病、予備軍を合わせた延べ人数は一万三千四百四十九人で一四・四%。加齢に伴い有病率が増加し女性より男性が多い傾向という。同保健所の松野朝之医師は「脂質の少ない食事と筋力トレーニングで予防を」と呼び掛けている。今月一日から七日までは「生活習慣病予防週間」。
糖尿病は生活習慣病を代表する病気。ブドウ糖が血液中にあふれ出して血糖が上がり、全身のエネルギーが足りなくなる。放置すると網膜症、腎症、神経障害、脳卒中などの合併を引き起こし、失明や透析の主原因となる。
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美しい書に励んで/宮古地区小・中学校
書き初め大会表彰式
☆ 「基幹産業を見直す」/宮農高 卒業記念にキビ刈り
県立宮古農林高校(下地恵吉校長)の三年生約八十人は三日、同校第二農場でサトウキビの収穫を行った。男子生徒はおのを使ってキビを刈り、女子生徒はかまでキビの葉を除去するなど、作業に汗を流していた。
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☆ 初の週末でにぎわい、市民球場/オリックスキャンプ
一日に始まったオリックス・バファローズの春季キャンプは四日、初めての週末を迎え、宮古島市民球場には朝からのあいにくの雨にもかかわらず、多くの市民らが訪れた。午前中は屋内練習場中心の練習で、ファンらはネットや窓越しにカメラを構えて、お気に入りの選手を写真に収めていた。午後には雨も上がり、球場でノックが行われると、活気あふれる練習の様子をスタンドから見守った。
少年野球、東少年ヤンキースの勝連周平君(六年)は、中村勝広監督をはじめ村松有人外野手と谷佳知外野手、日高剛捕手らにサインしてもらい笑顔。「晴れているときにまた見に来たい」と話した。 少年野球、「平一」の渡辺大生君(六年)は「清原選手と中村選手に握手してもらえた。北川選手のサインももらえた」と大喜びだった。 松原拓哉君(小学三年)と良和さん(43)の親子は大阪から訪れた。後藤光尊(みつたか)内野手のファンだという拓哉君は「選手たちを近くで見られてうれしい。大阪ドームに応援に行きたい」。元近鉄ファンという良和さんは「去年は球団合併直後でわだかまりもあり、素直に応援できなかったが、今年は中村選手が入ったので心置きなく応援します」と話していた。 写真説明・ネット越しにウオーミングアップを見つめるファンら=4日、宮古島市民球場屋内練習場 |
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