2006年(平成18年) 1月19日 木曜日
☆ 地元関係者、早期支払い求める/キビ新価格制度
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助役2人制「まずは1人で」/
仲間会長(与党議員会)が市長に提案
昨年の宮古島市議会十二月定例会において賛成少数で否決された「助役二人制」の条例案について、市議会与党議員会(仲間明典会長)は十八日、市内レストランで会合を開き同案について協議した。その結果、現状では再提案しても可決は困難として「まずは現状のまま助役一人を提案して業務を行いその後、必要に応じて二人制を考える」との見解でまとまり、仲間会長がこの結果を伊志嶺亮市長に伝えた。 これまで、伊志嶺市長は今月中に臨時会を招集し、再提案する意思を示していたが与党内調整が難航しており、今回の与党議員会の意向を受けて今後、伊志嶺市長がどのような判断を下すか注目されている。 協議を終えた一部の与党議員からは「これまでの反対姿勢は変わらないし、賛成した議員もとりあえず助役一人でやってみるべきとの考えになってる人もいる」や「現状では再提案してもまた否決となる。しばらく助役一人で様子を見てもいいと思うが、一人の場合もその人選は難しい」との声が聞かれた。 同案は、友利恵一議長を除く与党議員九人のうち五人が反対となり否決。現在も伊志嶺市長の説得作業は難航している。 同案の成立に向けて、会派「そうぞう」は伊志嶺市長に対し与党議員の説得を求めているが、反対与党議員の意志も固いことから再提案は難しい状況となっている。 |
☆ アーサ採り始まる/冬の味覚で人気
☆ 釣りのだいご味満喫/広島県の崇徳高校
修学旅行で宮古島を訪れた広島県の私立崇徳高校(鳴川則弘校長、生徒数約千八百人)の二年生男子らが十八日、ビッグフィッシング釣り体験を行い、釣りのだいご味を満喫した。 今回の修学旅行には、二年生男子百七十七人が参加。前日に沖縄本島で戦跡地を巡って平和学習を実施した後、生徒らは久米島、宮古島、石垣島の三島に分かれて移動した。宮古島には八十七人が来島し、同釣り体験とダイビング体験の二つのコースに分かれて行われた。 このうち、同釣り体験では、生徒たちは漁船六隻に分乗。各漁船は、宮古島市上野の博愛漁港を出港。宮古島南方の浮魚礁周辺でキハダマグマグロ、シイラ、カツオを釣り上げた。全員の釣果を合わせた総重量は約百`。生徒たちは、仕留めたマグロなどを、宅配便を使って両親の元へ送った。 同釣り体験に参加した川崎一成君は、「一匹の重さが十三`もあるキハダマグロが釣れたので、とてもびっくりした。両親の元に届いたら、二人ともびっくりするだろう」と目を丸くして話した。 生徒たちを案内した船長の砂川有造さんは「生徒たちが喜んでいたのでとてもうれしい。これからも釣り観光に力を入れたい」と語った。 宮古での体験学習の仲立ちをした宮古島海宝館の幸地和夫館長は「『学んで遊ぶ』で企画した」と話し、「観光と釣りがリンクすれば、体験者のリピーターが増えるのでは」と期待を込めた。 写真説明・魚を手に記念撮影を行った生徒たち=18日、上野地区の博愛漁港 |
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高校・大学野球キャンプ第1陣/
韓国の仁昌高校野球部が初来島
☆ 「朝食は手軽にしっかり」/小中生向けメニュー実習