2006年(平成18年) 1月16日 月曜日
☆ 西村(高知) 100`で4連覇達成/宮古島100`ワイドーマラソン
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高校生8人の伴奏に支えられ/
全盲のハンディ乗り越え・ワイドーマラソン100`の部
高校生とともにゴールテープを切った保科清さん(58)=長野県。ほとんど目が見えないほどの視覚障害を持つが、パラリンピックのマラソン競技に二大会連続出場したランナーが、高校生の力を借りてその実力をいかんなく発揮。総合十八位、9時間ヵェ。秒でフィニッシュした。ハンディを感じさせない力強い走りは、ほかのランナーや地域住民に感動を与えた。また、前日に行われた100`ウルトラ遠足マラソンも完走し、自身初の二日間で二百`を達成。「初挑戦だったが完走できて良かった。伴走してくれた高校生のおかげで自分のペースで安心して走れた」と満面の笑みを浮かべた。 レースを終えた保科さんは「予想外で良いタイムで帰ってこれた。ボランティアは親切で、畑からの応援も聞こえた。伴走してくれた高校生は、『来年も出場するときは、また一緒に走らせて』と言ってくれた。楽しく走れてうれしかった」と振り返った。 ワイドーマラソンに出場したいが、この日に伴走する人がいないことを大会関係者に相談。その後、宮古高校男子駅伝部の生徒らを紹介されたという。高校生も視覚障害者の伴走は初めての経験で、戸惑いながらも約一bのロープを握り保科さんをリードした。 伴走した生徒八人は二人一組になり、二十`交代でロープを握った。自動車が近づくと、伴走者二人で保科さんを挟むように並走。残り一・五`からは八人を全員で保科さんとゴールに向かった。ゴール後は握手を交わし、感動を分かち合った。 四十`から六十`区間を伴走した野原健太郎君(二年)は「保科さんのペースに合わせることが難しかったが完走でき、とても感動した。二十`走っただけでもきつかったが、百`を走る保科さんはすごい。保科さんのようになりたい」と目を輝かせて話した。 伴走した生徒は次の皆さん。(敬称略) ▽佐久田翔(三年)▽古謝敏己(同)▽黒島拓(二年)▽池城龍吾(同)▽野原健太郎(同)▽下地辰巳(同)▽砂川知晴(一年)▽下地博人(同) 写真説明・高校生の協力を得てゴールした保科さん(前列左から2人目)と伴走した宮古高校男子駅伝部のメンバー=15日、うえのドイツ文化村 ワイドーマラソン閉会式/ランナーら健闘たたえ合う 第十六回宮古島100`ワイドーマラソン(主催・同市など)の閉会式が十五日午後七時から、ゴール会場のうえのドイツ文化村で行われた。100`、50`、ハーフ(21`)の各部門の上位入賞者に賞状・副賞が贈られ、宮古島市発足後、第一回となった同大会は盛況のうちに幕を閉じた。交流パーティーでは、ランナーたちが互いの健闘をたたえ合っていた。 閉会式で大会長の伊志嶺亮宮古島市長は「皆さんの情熱に支えられ、今大会も大成功を収めることができた。交流と友情の輪を広げてください」とあいさつを述べ、ランナーたちをねぎらった。 東京都から初参加の溝渕たつ子さん(53)は「五年ほど前からダイエットのつもりで走っていたらとうとう宮古島まで来た。沿道の応援がうれしかった」と100`の宮古路を満喫した様子。同じく東京都からハーフの部に参加の崎山淳さん(31)は「島全体が家庭的な雰囲気でとても楽しい。毎年来たい」と大会以外の思い出も胸に刻んだ。 50`の部に出場した翔南高校教員仲間の徳元博一さん(30)と新垣善永さん(42)もそろって完走。徳元さんは「三十歳の記念になった」と笑顔。新垣さんは「無理せず走ったのが良かった」と的確なペース配分が奏功した。 八重瀬町から参加した外間清彦さん(41)は、同大会に100`部門が創設されてから九回連続の出場。「仲間も増えたし、何と言ってもゴールの後のビールが最高」と満足そうな口調で語った。 写真説明・レースを終え、ほっとした表情で交流を楽しむランナーたち=15日、うえのドイツ文化村 ワイドーマラソン)模合仲間で汗/上野の下地さんら 同窓模合の女性メンバーでハーフの部(21`)に参加したのは、宮古島市上野の下地あきのさん、新里美保子さん、砂川真奈美さん、池間瑞恵さんの四人。 昭和五十三年生まれの仲間で集う模合グループ「五三(いつみ)会」の女性たちが結束し、励まし合いながら仲良く走り抜いて、全員笑顔でゴールした。 「十`付近では疲れがピークに達し口数も減ったが、それ以外はずっとおしゃべりをして疲れをごまかした」と軽やかに笑う。途中、池間さんが足をひきずる場面もあったが、ペースダウンにも全員で付き合い、そろって完走。気の置けない仲間同士だからこその爽快感が広がった。 写真説明・模合グループの女性メンバーで参加した(左から)池間さん、新里さん、砂川さん、下地さん=15日、うえのドイツ文化村 |
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伝承の宮古女性たち紹介/
(砂川幸夫氏)12人の生き様や背景語る
☆ 新春ウオークで快汗/市主催新春ウオーキング
宮古島市主催の新春健康(体力)づくりウオーキングが十五日午前、市内サンセット・トゥリバーコース(六`)で行われ、大勢のウオーキング愛好者が参加して新春の運動でさわやかな汗を流した。 このウオーキングは市民の健康に対する意識を高めながら、健康増進を図ることが狙い。ウオーキング愛好者をはじめ大勢の一般市民が参加して楽しく歩いた。 参加者は午前八時三十分に市役所玄関前に集合し、午前九時に一斉スタート。トゥリバーを目指しそれぞれ自分に合ったペースでゆっくりと歩を進めていた。 コース上は愛好者仲間と会話を楽しむ光景も見られたり、子供たちも参加するなど和気あいあいの雰囲気に。それぞれ笑顔を見せながら新春の運動でさわやかな汗を流していた。 写真説明・愛好者ら大勢の一般市民が参加して新春のウオーキングを楽しんだ=15日、宮古島市役所前 |
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男子上野クラブがうれしい初V/小学3・4年生バレー大会
/女子は北クラブに栄冠
第三回小学生三、四年生バレーボール宮古地区大会(主催・宮古バレーボール協会、主管・宮古地区バレーボール連盟)が十五日、宮古島市立東小学校体育館で行われ、男子は上野クラブが、女子は北クラブがそれぞれ優勝した。 大会には男子三チーム、女子七チームが参加。六人制で熱戦を展開した。 男子は第一試合で上野クラブと宮古南クラブが対戦。上野は宮古南に一セット先取を許すものの、二、三セットを連取し、セットカウント2―1(11―15、15―11、15―13)と勝利した。上野は、伊良部クラブにもセットカウント2―1(15―13、13―15、15―10)と接戦をものにして優勝を勝ち取った。 大嶺弘明監督は「結成して三年目のチームながら、初優勝を飾ることができて大変うれしい。これからまだ実力の伸びる楽しみなチーム」と笑顔で話した。 一方、女子の決勝では北クラブと下地Aクラブが対戦。北は正確なサーブと鋭いスパイクで下地を圧倒。キャプテンの下地千早さん(四年)のスパイクが次々と決まってセットカウント2―0(15―8、15―7)で快勝した。 尾崎真司監督は「創部して二年目のチーム。地道に基礎練習を二年間続けてきた結果が実を結んだ形となってうれしい」と大喜びだった。 結果は次の通り。 【男子】▽優勝=上野クラブ▽二位=宮古南クラブ▽三位=伊良部クラブ 【女子】▽優勝=北クラブ▽二位=下地Aクラブ▽三位=平良第一クラブ
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☆ トイレ掃除で心磨き/久松中でプレ大会開催