2005年(平成17年) 12月27日 火曜日
☆ 「地域とのパイプ役必要」/宮古島市に行政連絡員存続要請
☆ 地下水採取認めず/地下水審議会
宮古島市地下水審議会(会長・中尾英筰宮古島商工会議所会頭)は二十六日、伊志嶺亮宮古島市長から諮問された、市内の総合病院が申請していた事業用水の地下水採取について、「水源に影響がないとはいえない」として不許可とする方針を決めた。近く伊志嶺市長に答申する。これを受け伊志嶺市長は病院に対し不許可を通知する見通し。 |
☆ 交通安全をPR/フェスト開催多彩なイベント
☆ 豊作に期待込め/葉タバコの仮植作業始まる
二〇〇六年産宮古地区葉タバコの仮植作業が始まっている。今後約一カ月間ほどビニールハウスの中で育苗した後、本畑へ移植される。 |
☆ 砂川男子が準優勝/県中学新人バスケ選手権大会
【那覇支局】第四十回県中学校新人バスケットボール選手権大会は二十六日、男女の準決勝、決勝が南風原町の南星中学校体育館で行われ、宮古島市立砂川中学校が準優勝した。決勝は西崎と戦ったが一歩及ばなかった。女子の狩俣はベスト16だった。同大会には男子の部に九十四、女子の部に九十六チームが参加した。 砂川はスピードとコンビネーションが持ち味のチーム。準決勝の沖縄東戦では、持ち味の足を生かして相手ディフェンスを崩し、着々と得点を重ね、第四クオーター中盤までには七点差まで差を広げた。対する沖縄東は、その後猛烈に追い上げ残り十六秒の時点では一点差まで詰め寄った。しかし、砂川は終了間際に二点ゴールを決め、辛くも三点差で逃げ切った。 決勝の西崎戦は第二クオーターまで互角の戦いを見せた。しかし、第三クオーター以降、相手の流れを崩せず惜敗した。 崎山用彰監督は「小柄なチームでも、大きい相手に通用することが見えた。準優勝は素晴らしい結果。胸を張って帰りたい」と、選手たちの奮闘をたたえた。 キャプテンの砂川佳輝君は「準優勝はうれしい。しかし、優勝を目指していたので悔しい思いもある」と話した。 結果は次の通り。 ▽準決勝=砂川52(11―12、11―9、17―15、13―13)49沖縄東▽決勝=西崎64(13―5、12―17、20―16、19―17)55砂川 選手は次の通り。(敬称略) ▽砂川佳輝(二年)▽津波古幸信(同)▽川満優希(同)▽佐和田大輔(一年)▽高江洲知也(二年)▽川満雄太郎(同)▽狩俣雄介(同)▽砂川亮太(同)▽上里優真(一年)▽久貝文哉(同)▽砂川龍太郎(二年)▽下地弘人(一年)▽久貝仁人(同)▽下地暁登(同) 写真説明・県中学校新人バスケットボール選手権大会で準優勝した砂川中男子=26日、南風原町の南星中学校体育館 |
☆ 県冬季大会で準V/下地小女子ミニバスケ部
第二十回県ミニバスケットボール冬季選抜大会が二十三日から三日間、宜野座村内で開催され、宮古地区代表として出場した下地小女子ミニバスケットボール部が準優勝の快挙を達成した。二十五日に帰島した同部の児童たちは宮古空港で学校や父母会から盛大な祝福を受けた。キャプテンの新城沙弥加さんは「決勝までいけるとは思っていなかったので本当にうれしい」と喜びを語った。 二十三日に開幕した大会には女子六十四校が出場した。下地小は同日の一、二回戦を順当に勝ち進み、二十四日の三回戦では馬天に、準々決勝では津嘉山をそれぞれ下し準決勝に駒を進めた。二十五日は準決勝で浜川と対戦、激しい試合展開の末、30―29の1点差で逃げ切った。決勝では中頭地区代表の北美と対戦し優位に試合を進めたが、終盤に追いつかれ、三分間の延長戦の末、37―41のスコアで惜しくも優勝は逃した。 それでも学校や父母会は小さな学校の快挙に大喜び。二十五日午後に帰島した児童たちを大きな拍手で出迎えた。キャプテンの新城さんは「決勝では疲れが出て、動きが悪くなってしまった」と振り返ったが、「決勝までいけるとは思っていなかったのでうれしい。これからは後輩たちに頑張ってほしい」と話し、優勝の夢を後輩に託した。 下地忠夫監督は「子供たちは素晴らしい活躍だった」と評価。砂川和子校長は「あれだけ大きな大会で勝ち進めたことがすごい。皆さんそれぞれに心の成長があったと思う」とたたえた。父母会の新城勇人さんは「感動ある三日間だった」と子供たちの活躍を手放しで喜んでいた。 写真説明・県冬季選抜大会で準優勝の快挙を達成した下地小女子ミニバスケ部の児童たち=25日、宮古空港 |