2005年(平成17年) 11月20日 日曜日
☆ 島の特産物ずらり/第28回宮古の産業まつり
民間主導の自立型経済の構築を目指し、第二十八回宮古の産業まつり(主催・同実行委員会)が十九日、宮古島市上野の、うえのドイツ文化村で開幕した。会場には島の特産物がずらりと並べられ、訪れた多くの住民や観光客らが両手に買い物袋を下げて島産品を買い求めた。きょう二十日まで。
広い会場にはテントがずらりと並び、農水産物をはじめ、宮古みそや油みそ、サタパンビン、菓子類などの加工品、地元産泡盛、木工芸品、野菜の苗などが飛ぶように売れていた。また、宮古牛の無料試食会もあり、好評を博した。
写真説明・地元産の商品を買い求める来場者ら=19日、うえのドイツ文化村 |
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志喜屋さん(高校の部)がグランプリ/宮古の織物ファッションショー
一般の部は高江洲さんが受賞
☆ 「心の病、正しい理解を」/宮古地区こころの健康フェスタ
二〇〇五年度宮古地区精神保健福祉普及月間行事「宮古地区こころの健康フェスタ」(主催・宮古福祉保健所、同普及月間実行委)が十九日、宮古島市中央公民館大ホールで開催された。会場内に設置された精神障害者による食品類や工芸品の展示・即売コーナーなどは買い物客らで大にぎわい。そのほか精神保健福祉活動をアピールする各コーナーにも大勢の市民が関心を寄せていた。普及月間実行委の松川英文委員長は「心の病に対する正しい理解に結び付けば幸い」などとフェスタ開催の意義を強調した。
同フェスタは精神保健福祉活動の啓発、普及が狙い。関係機関の事業を推進し、地域精神保健福祉活動の向上を図ることを目的に初めて開催された。スローガンは「心の病気をしたって大丈夫―元気なココロで楽しい暮らし―」。 オープニングで松川委員長は「このフェスタを通して多くの出会いと触れ合いがある。この出会いと触れ合いを通して心の病に対する正しい理解に結び付けてほしい」と語った。この後、松川委員長や宮古福祉保健所の高江洲均所長らがテープカットを行い、フェスタの幕を開けた。 フェスタの開幕に伴い大勢の市民が続々と会場入りし、地域生活支援センターひららなど関係機関紹介コーナーなどを回り理解を深めた。展示・即売会場にはデイケア利用者らの手作り作品がずらりと並び、市民の関心を寄せていた。 イベントは午前十時三十分に開会。はじめに漲水クイチャーグループが「漲水のクイチャー」などを披露し、会場の雰囲気を盛り上げた。午後からはカラオケ交流やちびっ子たちによる舞台出演をはじめ、精神保健福祉講演会として山本クリニック院長の山本和儀さんが講演した。 また、昼食時には食品コーナーが大盛況。焼きたてのパンやカレーライス、そば、団子などを市民が買い求め、会場のテーブルで昼食を楽しんでいた。 同普及月間実行委員会や宮古福祉保健所は、精神保健福祉活動を積極的にアピール。訪れた市民はそれぞれの活動に理解を示し「心の病」について認識を新たにしていた。 写真説明=展示・販売コーナーは大盛況。多くの市民が精神障害者の活動ぶりに関心を示していた=19日、宮古島市中央公民館 |
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子牛価格/過去最高の47万7000円
宮古本島の十一月肉用牛競りが十九日、JAおきなわ宮古家畜市場で開かれ、子牛(生後十二カ月以内)一頭平均価格は四十七万七千百二円(前月比一万八千百六十二円高)の過去最高価格で取引が成立した。去勢は五十万円台の大台に乗り農家をはじめ関係者を喜ばせた。平均キロ単価も千八百十三円と過去にない高値で売れ、この日の市場内は最後まで活気づいていた。成牛を含めた販売金額は一億九千三百六万八千七百五十円。今年最後となる十二月の競りを前に、年間売上高(前年二十六億一千万円)の記録更新に向けて弾みが付いた。
写真説明=子牛1頭が平均47万7000円で競り落とされた11月肉用牛競り=47日、JAおきなわ宮古家畜市場 |
☆ 大勢の市民で大盛況/宮農高農業祭が開幕
☆ 全国に活動紹介/北小「すなかぎ教室」子供放送局に登場
教育情報衛星通信ネットワーク(エル・ネット)を活用した「子供放送局輝く子どもたち」が十九日放送され、全国の子供たちがテレビを通して自分たちの住む地域やさまざまな活動を紹介したりして見聞を広げた。
写真説明=テレビから流れる自分たちの街や活動状況の紹介を興味津々の様子で見る子供たち=19日、宮古島市立平良図書館 |