2005年(平成17年) 11月19日 土曜日
☆ 柱に「離島振興」据える/06年度県施策中間まとめ
☆ インフルエンザ対策/流行前に予防接種を
インフルエンザの流行が来年一月から予想されることを受け、宮古福祉保健所(高江洲均所長)は十八日、同所で会見を開き予防接種を受けるよう呼び掛けた。費用は全額自己負担(高齢者を除く)で二千―三千円。同所は十二月中旬までに市内の医療機関で接種することを勧めている。「鳥インフルエンザとの併発による新型インフルエンザ出現を避けるためにも予防接種を受けてもらいたい」と強調した。 予防接種の利点はインフルエンザ発生の可能性が低くなることと、発生しても症状が軽くなること。 |
☆ 琉楽普及賞に最年少合格/野村流古典音楽保存会
野村流古典音楽保存会(知念清秀会長)琉楽普及賞にこのほど、島袋裕万さん(久松小三年)が最年少で合格した。関係者は「子供たちの興味や意欲が広がれば」と、古典音楽愛好家の底辺拡大に期待を寄せている。 同賞は、古典音楽普及増進を図ろうと、同保存会が小学生から高校生までの児童・生徒を対象に昨年創設した部門。宮古の子供たちは今年から応募したという。島袋さんは課題曲「安波節」を発表し、最年少合格(銅賞)を果たした。 島袋さんは、昨年、地域の公民館の三線講座に参加して演奏や民謡の面白さに目覚めた。今年四月からは同保存会に所属して本格的に三線を学び、着実に上達。「試験のときは緊張したが合格できてとてもうれしい。これからも頑張りたい」と、さらなる意欲を見せている。 指導に当たった砂川幸吉教師は、「一生懸命練習しており、その積み重ねが自信につながったと思う。舞台度胸もある」と評価。 母親の祐子さんは、「本人が楽しんでいるので、今後も応援したい。同年代の仲間が増えればなおうれしい」と笑顔を見せた。 写真説明・宮古最年少合格を喜ぶ島袋さん=18日、本社 |
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宮古島固有亜種ミヤコヒキガエルネットで販売
/生態系の乱れなど懸念
宮古島固有亜種で宮古島市の「保全種」に指定されているミヤコヒキガエル(ヒキガエル科)がインターネットのオークションサイトで販売されていたことが十七日までに分かった。ミヤコヒキガエルは現在、繁殖期を迎えており、ネット販売による生態系の乱れなども懸念さる。 |
☆ ストライプ模様のコスモス咲く/ピンク色が鮮やか
☆ アイヌ民芸に触れて/久松公民館で「展示会」
アイヌ民芸や工芸品展「あーと・ひろ展示会」(主催・あーと・ひろ)が十八日から、久松地区公民館で開催されている。二十日まで。刺しゅう家の、ひろ・トゥレシーさん、木彫家の豊岡幸則さん、川上裕之さんの三人展となっており、三人の手作りの作品を展示販売。刺しゅうや手芸用品の手作り体験も行っている。要予約。問い合わせ、申込みは久松地区公民館(電話72・7997)まで。 |