2005年(平成17年) 11月1日 火曜日
☆ 市民に大きな混乱なく/新市誕生から1カ月
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伊志嶺、下地両氏が舌戦/新市将来像で持論PR
市長選公開討論会
十一月六日告示、十三日投開票の宮古島市長選挙に伴う立候補予定者の公開討論会(主催・宮古テレビ)が三十一日、マティダ市民劇場で行われた。 討論会では、今回選挙に立候補を表明している伊志嶺亮氏(72)=社民、社大、共産、民主推薦=と下地敏彦氏(59)=自民、公明推薦=の二人が合併新市「宮古島市」の将来像について持論を展開するとともにクロス討論では互いの政策などについて問題点を指摘するなど舌戦を展開した。 午後七時から行われた公開討論会には多数の市民が訪れ、立候補予定者二人の政策、将来ビジョンについて真剣な表情で聞き入っていた。また、今回の討論会は宮古テレビの10チャンネルでも生放送された。 伊志嶺氏は、平良市長としての三期十一年の実績とこれまでの取り組みを説明しながら、経済振興や下地島空港の米軍使用、自衛隊基地化に対してこれからも反対していく姿勢を強調した。 下地氏は、長引く不況で厳しい経済状況となっている宮古圏域の現状を指摘し、圏域活性化には経済振興が急務として、宮古支庁長としての経験を新市に生かしたいとの見解を示した。 両氏とも経済活性化の必要性や下地島空港に関しては平和利用を強調するなど、主要政策面では、ほぼ同様の見解となった。 討論会の最後は、会場に詰め掛けた市民から両氏に対する質問が投げ掛けられ、両氏とも自らの政策と考えを織り交ぜながら答えていた。 写真説明・会場に詰め掛けたたくさんの市民は立候補予定者の政策や将来展望について真剣な表情で聞き入っていた=31日、マティダ市民劇場 |
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市民会館今週末にも建物解体/
アスベスト使用なし・館内から作業開始
☆ 島に響くヨーンティル/池間島ユークイ
☆ 家族ぐるみで交流/在沖上野村郷友会運動会
☆ 糸満地区と合同で研修会/少年補導員協議会