2005年(平成17年) 9月7日 水曜日
スポーツアイランド宮古島を広くPRし、スポーツキャンプを誘致しようと、平良市(伊志嶺亮市長)と宮古観光協会(藤村明憲会長)を中心とする宮古島スポーツキャンプ誘致キャラバン(平良勝之団長)の一行が五日から東京都で誘致活動を行っている。六日には、世田谷区内の高校や区役所で誘致活動を展開。平良団長は「非常に手応えを感じる。誘致活動が実れば宮古島も元気になる」と意気込みを示した。一行は九日までの日程で各種競技団体トップや都内の大学、高校、実業団など十六団体に宮古島での合宿を呼び掛ける。 現在、宮古島では野球、トライアスロン、ゴルフ、ビーチバレー、スキージャンプなど年間を通して選手たちがトレーニングに励んでいる。 今回の誘致活動は、宮古島市誕生を機に宮古島を広くPRし、スポーツ合宿を誘致することで宮古島の活力につなげようと実施された。 五日には、約一万人の学生が在籍する筑波大学で誘致活動を実施。同大学では、約二百五十のクラブ、サークルが全国で合宿を行っており、一行は、学生の各種団体を統括する担当者と面談し、宮古島PRに向けた協力を求めた。 また、六日には平良市と交流都市を締結している世田谷区を訪問。山田真貴子助役、区議会の菅沼つとむ議長と面談し、協力を要請した。 これに対し、山田助役は「区の広報誌で宮古島をPRしたい」などと理解を示したという。また、同日は柔道、バスケットボールの名門、世田谷学園高校でも誘致活動を展開した。 一行は七、八の両日も日本バスケットボール協会、日本ハンドボール協会、日本バレーボール協会、日本フェンシング協会、日本バドミントン協会、日本体育大学、バレーボールの実業団チーム「NEC」、日本野球連盟などを訪れ、宮古島合宿を呼び掛ける。また、都内の旅行社にも足を運び、観光客の誘客についても要請する予定。 平良団長は「合宿が数多く誘致できれば宮古島の活性化につながる」と活動の意義を強調。「宮古島はまだまだ認知されていない部分がある。今後とも継続し、全国各地で要請活動を精力的に展開していきたい」と話した。 宮古島スポーツキャンプ誘致キャラバンの一行は次の通り。(敬称略) ▽団長=平良勝之(ホテルニュー丸勝)▽安谷屋政秀(平良市給食センター)▽笠原渥(宮古広域圏事務組合)▽根間春仁(宮古観光協会)▽安谷屋悟(平良市観光まちづくり課)▽砂川靖夫(ホテル共和) 写真説明・世田谷区の山田助役(中央)に宮古島をPR、協力を求めた一行ら=6日、東京都・世田谷区役所 |
☆ 海岸保安林を無断で伐採/平良市池間島 自治会字有地で発覚
平良市池間島で、県知事指定の海岸保安林が無断で伐採されていたことが六日までに分かった。事態を重く見た県宮古支庁と平良市の担当職員らが同日午後、無惨に伐採された跡地の現場実態調査に乗り出した。県は、来週早々にも同自治会などから事情を聞いた上で原状回復する方針。 |
☆ 漁港内の環境を整備/近く着工、来年3月に完成
☆ 雄大な自然一望の施設/上比屋ロードパークが完成
県道235号線(通称・保良上地線)の整備事業で、同線沿いの城辺町と上野村の境界線付近に「上比屋ロードパーク」が設置された。らせん状の展望施設を上がると眼下には雄大な自然が広がる。整備を実施している県宮古支庁では「雄大な自然を楽しんでほしい」としている。 |
☆ 佐良浜漁師の活躍たたえ/期成会が顕彰碑を起工
☆ 菊の苗を植え付け/砂川幼稚園