2005年(平成17年) 9月2日 金曜日
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革推進、離島振興を強調/改衆院選沖縄4区
西銘恒三郎氏が総決起大会
十一日投開票の第四十四回衆院選で、宮古、八重山を含む沖縄本島南部の沖縄4区に立候補している西銘恒三郎氏(51)=自民・前、公明推薦=の宮古地区総決起大会が一日、JAおきなわ宮古地区事業本部大ホールで行われ、大勢の支持者が西銘氏の再選に向け気勢を上げた。西銘氏は「離島、沖縄の発展なくして国の発展はない。現場の声を国に届け、皆さんの要望に必ず応える」と離島振興を強調。賛成の立場を取った郵政民営化法案については「離島の郵便局は必ず守れる」と述べ、改革推進を訴えた。 大会には郡部各町村の首長や議会議員をはじめとする保守系の有力者が顔をそろえた。公明党市議や宮古島市長選挙に立候補予定の城辺町前助役の下地敏彦氏も出席し協調姿勢を示した。 はじめに宮古郡区選出の砂川佳一県議が「離島振興を実行できる人を選ぶ選挙。西銘氏を再び国会へ送ろう」と力強く呼び掛けた。続いて宮古支部選対本部長の仲間克城辺町長が「与党でなければ仕事(離島振興)はできない。沖縄、国政の発展のために、一致団結して頑張れば圧勝は間違いない」と強調した。 引き続いて、浜川健伊良部町長、川満省三下地町長、下地昌明多良間村長がそれぞれ激励のあいさつに立ち、西銘氏の当選を誓い合った。公明党平良第二支部長の富永元順平良市議は「西銘氏を再び国会へ送るという大勝利に向けて、頑張っていこう」と自民党と公明党の連帯を強調した。 西銘氏は農業振興について「若い人が『農業にチャレンジしたい』と思えるような基盤づくりに向けて稲嶺恵一知事、そして各市町村議会議員の皆さんとともに確実に実行していきたい」と述べ、農業振興に全力を尽くす姿勢を示した。また、郵政民営化法案については「私は誰よりも衆院、参院の議論の経過を知っている。その議論の中で、離島、過疎地域の郵便局を守れると確信している」などと述べ、理解を求めた。 最後は支持者全員でガンバロー三唱を行い、西銘氏の再選に向けて気勢を上げた。 写真説明(上)・大勢の支持者が西銘氏の当選に向けガンバロー三唱で気勢を上げた=1日、JAおきなわ宮古地区事業本部大ホール 写真説明(下)・支持を訴える西銘恒三郎氏 |
☆ 宮古地区2学期がスタート/各小中学校、高校で始業式
二学期がスタートした一日、宮古地区の各小・中学校などで始業式が行われた。約四十日の夏休みを終えた児童生徒らは一様に元気な表情で登校。校舎に笑顔と歓声が戻った。二学期は多くの学校で運動会が控えており、児童生徒たちは新学期に期待を膨らませている様子だった。 |
☆ 2学期からよろしく/5カ月ぶり来間幼が開園
☆ サトウキビの潮害など懸念/台風13号被害総額5929万円
県宮古支庁は一日、八月三十一日に宮古島地方を暴風域に巻き込んだ台風13号の被害状況をまとめた。サトウキビや野菜、街路樹の倒壊木などにより、被害総額は五千九百二十九万七千円に上った。全体的に降水量が少なかったため、サトウキビは今後、潮害が懸念される。人的被害は、平良市で三十六歳の男性が台風対策中に強風にあおられ屋根から転落し、右手首を骨折。下地町では、十歳の女の子が風にあおられたドアに足を挟み、打撲などの軽傷を負った。 |
☆ 小さな秋見つけた/マルバタケハギが満開
☆ バス路線再編を要請へ/議長会とともにバス3社に