2005年(平成17年) 8月24日 水曜日
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下地敏彦氏が出馬表明/
宮古島市市長選・保守系統一候補も強調
十月一日に発足する宮古島市の市長選で、保守系候補に決定した城辺町助役の下地敏彦氏(59)=保守系無所属=が二十三日午後、正式に出馬表明した。下地氏は下地島の平和的活用やごみ処理およびリサイクルプラザの整備、天然ガスの利活用に伴う宮古島市全体の経済活性化を強調し「『声なき声』に応える政策を大胆、かつ迅速に実行する」と訴えた。また、下地島空港の軍事利用問題については「反対」と強調した。同市長選には革新系から平良市長の伊志嶺亮氏(72)が立候補を表明している。下地氏の出馬表明で、市長選は保革一騎打ちの構図で本格化しそうだ。 |
☆ 来月「閉市町村式」/宮古島市誕生へ各市町村
平良市、城辺町、伊良部町、下地町、上野村が合併して十月一日に「宮古島市」が発足するのを前に、五市町村では九月中旬から下旬にかけて、「閉市式」「閉町式」「閉村式」を行い、各市町村の歴史を振り返りながら、新市に向けた決意を新たにする。宮古五市町村合併推進協議会幹事会(幹事長・下地敏彦城辺町助役)が二十三日、同協議会事務局で開かれ、日程が確認された。 それによると、平良市の閉市式が二十五日、城辺町と伊良部町の閉町式が十六日、下地町の閉町式と上野村の閉村式が二十一日に、それぞれ予定されている。 同日確認された日程では、九月上旬に各庁舎の引っ越し作業に関する説明会を持ち、同中旬から下旬にかけての週末を利用し、移転作業を実施する。その上で、九月三十日に各市町村役場が閉庁され、十月一日に宮古島市の発足とともに宮古島市役所の各庁舎が誕生する運びとなる見込み。 このうち平良市の閉市式は市民も交えた検討委員会でどのように式典を挙行するか検討中という。式典は二十五日午後四時から、マティダ市民劇場で行われる予定。 同日の幹事会ではこのほか、職員給与の調整方針について、現在の給与を保証し、平良市の給与体系を基本とすることなどが給与プロジェクト班から示されたが、結論には至らず、総務部会で再度検討することとなった。 |
☆ 13人に委嘱状/多良間村 財政改革委が発足
【多良間】事務的経費を削減し、効率的な行政運営を目指す、多良間村行財政改革推進委員会が二十三日、発足した。下地昌明村長から各界を代表する十三人の委員一人ひとりに、委嘱状が手渡されたほか、第一回委員会で委員長に下地利男氏を選任。今後は自立に向け組織機構や補助金の見直しなど、村の行財政全般にわたり調査し、行財政改革案を取りまとめ、下地村長に答申する。 |
☆ やったぜ九州Vだ!/平一小ナインが凱旋
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30年の活動 高く評価/
平良市少年少女合唱団と指導者の宮国さん
☆ 畳大で空にふわり/伊良部町迷鳥コグンカンドリ
迷鳥コグンカンドリ(グンカンドリ科)の幼鳥一羽が二十一日午後、伊良部町佐良浜漁港の上空にふわり現れた。悠然と舞い、見上げて観察する人の目を楽しませていた。 |