2005年(平成17年) 8月23日 火曜日
平良市議会(池間青昌議長)の二〇〇五年第四回臨時会が二十二日行われ、宮古広域圏事務組合など一部事務組合の解散と解散に伴う財産処分についての議案を全会一致で可決した。しかし、トゥリバー地区の早期売却に向け土地売却媒介業務委託料として四千万円を計上した港湾事業特別会計補正予算については野党議員の反対多数で否決された。 |
☆ 企画政策部長に久貝智子氏/宮古島市人事
平良市、城辺町、伊良部町、下地町、上野村の五市町村が合併して十月一日に発足する「宮古島市」の人事異動が二十二日、内示された。市長部局では企画政策部長には部長級で唯一の女性となる現平良市教育委員会参事の久貝智子氏(57)を起用。福祉保健部長には城辺町保健課長の池村直記氏(43)が昇任となる。現平良市の部長職で、総務部長の宮川耕次氏(54)、経済部長の宮国泰男氏(55)、建設部長の平良富男氏(56)がそれぞれ、宮古島市の総務部長、経済部長、建設部長に。教育委員会では教育部長に現平良市教育委員会教育部長の長濱幸男氏(58)、生涯学習部長に宮古広域圏事務組合事務局長の二木哲氏(56)が就く。また、各部の役割を併せ持つ伊良部総合支所長には伊良部町企画室長の長浜光雄氏(55)が就任する。 今回の内示は宮古五市町村合併協議会(会長・伊志嶺亮市長)が二十日に行った市町村長会議で確認された。 五市町村と宮古島上水道企業団を含む一部事務組合などの職員、計千四十四人が対象。今後、若干の調整が加えられる可能性があるものの、各部局の配置はほぼ固まった。これにより合併までの一カ月余りで、合併に向けた準備作業が加速することになる。 部長級で、各庁舎の支所機能を統括する支所長には平良市福祉部長の狩俣公一氏(58)が就くほかは、各町村の総務課長らを起用。城辺支所長は城辺町総務課長の饒平名建次氏(54)、上野支所長は上野村総務課長の砂川正吉氏(55)、下地支所長は下地町総務課長の上地廣敏氏(52)に決まった。伊良部総合支所には参事監のポストも置かれ、伊良部町総務課長の譜久村基嗣氏(50)が就任する。 部長とともに各部に配置される参事には、総務部参事に宮古五市町村合併協議会事務局長の糸数健氏(57)、経済部参事に上野村農業委員会事務局長の砂川永太郎氏(48)、建設部参事に下地町建設課長の平良哲則氏(50)、企画政策部参事に平良市土地等対策局長の狩俣照雄氏(54)、福祉保健部参事に宮古清掃施設組合事務局長の狩俣博三氏(59)の起用が決まった。 議会事務局長には平良市議会事務局長の下地嘉春氏(58)が就く。消防本部では宮古広域消防組合消防長の伊舎堂勇氏(57)が消防長に、水道局は宮古島上水道企業団次長の砂川定之氏(57)、同参事の下地祥充氏(54)がそれぞれ同局次長、同局参事となる。 今回の内示を部局別で見ると、市長部局が総務部七十五人、企画政策部五十七人、福祉保健部百七十五人、経済部七十七人、建設部六十九人の計四百五十三人。教育委員会が教育部九十五人、生涯学習部四十四人の計百三十九人。 各部の役割なども含まれる伊良部総合支所は百二十七人で、これを合わせた各支所に二百七十一人が配置される。議会事務局などの「行政委員会等」は二十九人、水道局五十六人、消防本部九十六人となっている。 |
☆ 総事業2億2000万円、来年完成/下地町保健福祉センターが着工
下地町では初めてとなる保健福祉の総合機能を備えた「下地保健福祉センター」が建設される。二十二日、建設現場の旧役場跡地で起工式が行われ、川満省三町長や工事関係者らが工期中の安全無事故を祈願した。総事業費は約二億一千八百万円。リハビリを行う日常生活訓練室や研修室、栄養実習室などを設置し乳幼児や高齢者の保健事業を実施していく。来年一月の完成、二〇〇六年度供用開始を予定している。 |
☆ 先人の手業を学ぼう/アンディラワークショップ開講
☆ 「海水浴が楽しみ」/新潟県上越市 板倉区から児童12人来島