2005年(平成17年) 8月22日 月曜日
伊良部町の浜川健町長の解職(リコール)の賛否を問う住民投票が二十一日行われた。即日開票の結果、解職反対に二千四百三十九票が投じられ、解職賛成の千三百七十六票に千六十三票の大差をつけて解職請求は不成立となった。県内初の首長に対する解職投票は、反対多数で決着。有権者が浜川町長の継続と五市町村合併を選択したことについて、浜川町長は「良識ある審判を下していただき感謝でいっぱい」と喜びをかみしめた。当日有権者数は四千九百三十五人で、投票率は八一・三六%。
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☆ 学童野球平一小が九州制す/投打がっちりかみ合う
宮崎県西都市で開催されている第八回全九州学童軟式野球西都原大会は二十一日、決勝まで行われ、県代表として出場している平良市立平良第一小学校野球部が見事初優勝を果たした。 決勝は同じ沖縄県代表の大北オーシャンと対戦。全試合に登板した川満雄大は、この日も落ち着いたピッチングを見せた。緩急を付けた投球で大北打線をほんろう。要所をおさえ打線の援護を待った。 打線も川満の好投に応え三、四回に計2点を奪い試合を優位に進めた。最終回は大北の粘りを1点で食い止め、うれしい初優勝を手にした。 準決勝は地元宮崎県代表の都於郡スポーツ少年団と対戦。序盤からリードを奪い、5―2で決勝進出を決めた。 宮城克典監督は「全力を出し切れば、勝ち負けはどうでもいいと思っていた。選手たちが実力以上のものを出してくれた」とナインの活躍をたたえた。 多方面から多くの寄付を受け大会に参加した同チームは今回、選手17人の他に、地域で応援する人のために、背番号18のユニホームをベンチに入れて、ともに戦ったという。 大会講評の中では捕手の島尻が「リード面や守備面などで他の選手より抜き出ていた」と高い評価を受けた。 結果は次の通り。 【準決勝】 平一 2001200━5 0011000━2 都於郡スポーツ少年団 (平)平田、川満雄―島尻 (宇)横山―春成 ▽三塁打=前里(平) ▽二塁打=川満雄、平田(平)平郡(都) 【決勝】 大北オーシャン 0000001━1 001100×━2 平一 (大)比嘉―嶺井 (平)川満雄―島尻 ▽三塁打=平良(大)砂川力、平田(平) ▽二塁打=平良(大)砂川力、砂川拓(平) 写真説明・九州を制した平一小野球部ナイン=21日、宮崎県西都原運動公園野球場(写真提供・前里芳人さん) |
☆ 野村流古典音楽保存会/第1回選考会開催
野村流古典音楽保存会(知花清秀会長)の同保存会賞第一回宮古選考会が二十一日、平良市社会福祉協議会で行われ、野村流古典音楽を学ぶ八歳から六十九歳の十二人が試験に挑んだ。それぞれ課題曲の演奏と歌で審査を受けた結果、十一人が合格した。 |
☆ 水上での競技?/雨の中、学区陸上
☆ 「あまん」の生態系学ぶ/オカヤドカリ観察会に親子30人