2005年(平成17年)
8月3日
水曜日
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無効票増える恐れ/伊良部町長解職問う住民投票
伊良部町の浜川健町長の解職(リコール)の賛否を問う解職投票の期日前投票が二日、町選管の期日前投票所で始まった。一部の有権者は、投票用紙記載台前に浜川町長の氏名が掲示されないため、誰の名前を書いていいのか分からず困惑。浜川町長の名前を書かずに、別の人の名前を書いて一票を投じた人もおり、無効票が増える恐れも出てきた。 |
☆ 国際交流に胸わくわく/下地中生徒、きょう台湾へ出発
☆ さかなクンと学ぼう/11、12日に宮古で講演会
「さかなクンと魚について学ぼう」―。NPO地域活性化プランニングオフィススーパーブレイン(佐藤信一理事長)は今月十一、十二の両日、平良市中央公民館とうえのドイツ文化村で、体験滞在型交流プログラム「なつやすみ さかなクンがやってくる!」を開催する。テレビや雑誌でおなじみの「さかなクン」を講師に招き、宮古近海に生息する魚の生態などについての講演を行う。料金は大人(中学生以上)千二百円、子供(小学生)六百円、小学生未満は無料。チケットはブックボックス宮古店、オゴエ!コンシェルジュ、うえのドイツ文化村で購入できる。問い合わせは「オゴエ!コンシェルジュ」(電話75・0058)まで。 |
☆ 親子で紙飛行機飛ばそう/大会開催JTAも応援
七日に開催される第一回折り紙飛行機大会(主催・宮古活性化委員会)の成功を期待し、日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社(小浜勝弘支社長)は二日、「参加賞などに役立てて」とマスコットとうちわを寄贈した。 |
☆ 宮古馬は島の宝/親子の写真表紙も飾る
馬事普及にかかわる人たちや馬に関心を持つ人々などを対象に、「日本馬事協会」が発行する馬の専門誌「ホースメイト」の第四十五号に、日本在来馬の特集記事の中で宮古馬が取り上げられている。琉球大学農学部の新城明久教授が「宮古馬、ピンチからの脱出」と題し宮古馬の保存の経緯や課題を説明。宮古馬保存会長の伊志嶺亮平良市長は「宮古馬はかけがえのない島の遺産」と題し、同会の活動を紹介している。また、宮古馬の親子が表紙を飾っている。 伊志嶺会長の記事では、各種イベントでの宮古馬体験乗馬や「サニツ浜カーニバル」での浜競馬などの取り組みを写真付きで示している。保存会の課題として「活用、保存・増頭とも事務局と飼養者間の意思統一を図ることが重要」と強調。今後の取り組みとして▽出張体験乗馬など学校側への働き掛け▽保存会所有の施設整備―などを挙げた。 また新城教授は宮古馬の由来や変遷、特徴などを解説。保存の問題点として、二十五頭以下の小集団では近親交配になる危険性が高いため、宮古馬の集団を安定的に保持するために現在の頭数の倍の五十頭を確保することが必要との見解を示している。 「ホースメイト」は馬に関する情報、知識の提供、馬事の普及と啓発を目的に、年三回発行されている。問い合わせは日本馬事協会(電話03・3297・5626)まで。 |