2005年(平成17年)
7月23日
土曜日
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候補者4氏で会談へ/宮古島市長選保守系選考委
十月一日に発足する合併新市「宮古島市」の市長選に向け保守系候補者の人選作業を進める選考委員会(比嘉米三委員長)の第十回目の会合が二十二日、市内のホテルで行われ、ここ数日一部保守系で活発な水面下の調整が進められてきた野津商事社長の野津武彦氏(63)が砂川佳一県議と婦人団体の推薦を受けて選考対象となった。これまでに推薦されている三氏を含めた四人について協議が進められたが決着には至らず今後、四氏による四者会談をきょう、明日中に行い、それでまとまった場合はその人物に決定。まとまらなかった場合は二十五日予定の十一回目の選考委で決着する方針となった。 |
☆ 「子は親を写す鏡」/ドロシー&マスコウィッツのきらきらセミナー
子育てコンサルタントの第一人者として知られるドロシー・ロー・ノルト博士と画家のスチュワート・マスコウィッツ氏による教育講演会「子どもが育つ魔法の言葉 ドロシー&マスコウィッツのきらきらセミナー」(主催・平良市、市教育委員会)が二十一日、マティダ市民劇場で開催され、子育てに必要なことについて両氏がアドバイスした。ドロシー博士は、子供は家庭の中で親の姿を見て成長していくことから「子は親を写す鏡」であることを強調。一方的なしつけではなく「愛情を持つこと、受け入れること、感謝すること」を親自身が態度で示す必要性を訴えた。
子育てへの思いを語る/ドロシー博士らがシンポジウム |
☆ 平良市狩俣漁港・一部の岸壁が冠水/気象台、高潮情報を発表
表層水温の上昇などの影響で、平良市狩俣漁港で二十二日早朝、岸壁の一部に海水が侵入し冠水した。船舶や漁具などに被害は無かった。宮古島地方気象台は、二十一日午後四時、二十一―二十五日までの大潮期間に関する「大潮による高い潮位に関する宮古島地方の潮位情報第一号」を発表した。同気象台では、宮古の海岸で平常潮位より二十aほど高い潮位を観測中。 |
☆ アララガマ魂でプレー/県中学バスケ きょうから熱戦スタート
☆ きょう大暑/暑さ厳しく
きょう二十三日は二十四節気の一つ「大暑」。このころには暑さが絶頂に達し、酷暑にさいなまれる時期になることから大暑と言われる。「暑中見舞い」は大暑から立秋の前日までに出すのが正式とされており、立秋以降は残暑見舞いとなる。 |
☆ 島クトゥバで語る戦世/ビデオ上映とシンポジウム
「戦争と記憶 島クトゥバで語る戦世〜500人の記憶〜」上映会・シンポジウム(主催・琉球弧を記録する会、沖縄タイムス社、のーがらやー)が二十一日夕、平良市のゆいみなぁ(働く婦人の家)で開かれた。沖縄戦体験者が方言で語ったビデオ映像が上映され、会場に訪れた多数の市民らは目頭を熱くしながら改めて平和の尊さを実感した。シンポジウムでは、方言で収録された映像を高く評価し、体験者からのさらなる収録活動を期待した。 |