2005年(平成17年)
7月8日
金曜日
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5市町村合併を了承/14日の最終本会議で議決へ
【那覇支局】県議会の総務企画委員会(仲里利信委員長)は7日、宮古地区五市町村の合併議決案を審査し全会一致で了承した。新市「宮古島市」は、この後14日の最終本会議での議決、総務大臣への届け出、国の告示などを経て、10月1日の誕生予定となっている。
議決案は「平良市、宮古郡城辺町、同郡下地町、同郡上野村、同郡伊良部町の廃置分合」(5市町村合併)を求めるもの。委員会では、上原良幸企画部長が、長い間の合併協議で合併協定項目を確認合意し、3月31日に県への合併申請となった経緯を説明した。 |
☆ 踊りを披露し交流/宮高 台湾復興高級中学
台湾復興高級中学の生徒ら13人は6日に来島しており、9日には宮古高校との姉妹校締結5周年記念式典および祝賀会に参加する予定。 交流会は午後3時から行われた。はじめに宮古高校の仲間校長が「私たちは皆さんとの交流事業を学校の一大行事として大切にしている。この事業は今後とも継続していきましょう。短い期間ですが、宮高での学校生活を存分に満喫してください」と呼び掛けた。 続いて同校の下地智子生徒会長が「宮古島は海がきれいなので、ぜひ泳いで帰ってください。今後も強いきずなを深めていきましょう」と歓迎を込めてあいさつした。 この後、両校の生徒が踊りで交流を深めた。台湾復興高級中学の生徒が迫力の太鼓演奏に合わせて勇壮な踊りを披露すると会場の宮高生から大きな拍手が上がっていた。 県立宮古高校(仲間博之校長)と姉妹校締結を結んでいる台湾の台北市立復興高級中学(陳萬富校長)の交流会が7日、宮古高校体育館で行われた。両校の生徒が踊りを披露し、互いの文化を通して交流を深め合った。 写真説明(上)・壮な踊りを披露した台湾復興高級中学の生徒たち=7日、宮古高校体育館 写真説明・(下)台湾の生徒たちの演舞に拍手を送る宮高の生徒たち=7日、宮古高校体育館 |
☆ 福里のクイチャー・比嘉の獅子舞/無形民俗文化財指定へ
城辺町文化財保護審議会(宮里久男会長)は7日、同町の教育委員会から文化財の指定について諮問されていた福里のクイチャーと比嘉の獅子舞を、同町の無形民俗文化財として認めることを決めた。近く教育委員会に答申する。
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☆ 願い事かないますように/JTAが空港で「七夕祭り」
日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社(小浜勝弘支社長)は7日、宮古空港1階ロビーで七夕祭りを行った。利用客が願い事を書いた短冊をササの葉に結び、平良市内にあるちゅうりっぷ保育園(上地玲子園長)の園児らが歌と踊りを披露して祭りを盛り上げた。 |
☆ 04年出生率 沖縄31年連続全国1位/宮古、千人当たり10・5
【那覇支局】県福祉保健部はこのほど、2004年の県人口動態統計(概数)を発表した。出生数は16,363人で、前年より60人増加。人口千人当たりの出生数を示す出生率は12.1となった。全国の8.8と比較すると3.3高く、順位も31年連続全国1位を維持した。32分7秒に1人、1日平均44.8人出生した。 |