2005年(平成17年)
5月 3日
火曜日
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早期売買契約に弾み?/平良市トゥリバー地区
企業3・個人2件から問い合わせ
☆ 宮古島地方梅雨入り/平年より6日早い
☆ 46%が「酒を飲みに車で」/飲酒運転実態調査で明らかに
☆ 道徳副読本に詩採用/各校、平和学習で活用へ
県内小学校の道徳の授業で使われる県版副読本「2年生のどうとく」(文溪堂発行)と「1ねんせいのどうとく」(同)に、平良市立北小学校の池間千桂子さん(4年)と同市立東小学校の仲宗根健太君(3年)の平和を願う詩がそれぞれ採用されている。県平和祈念資料館主催「児童・生徒の平和メッセージ」の過去の入賞作品で、戦争の愚かさや命の尊さを子供の視点で率直につづった作品。6月2日の「慰霊の日」に向け、各校の平和学習で広く活用されそうだ。 副読本に採用された作品は、池間さんの作品が2002年度「児童・生徒の平和メッセージ」で優秀賞を受賞した「もう けんかしないでね」(当時1年生)という詩で、2年生用の副読本に掲載。仲宗根君の作品は03年度優秀賞「おほしさまも わらって いる」(同)で、1年生用の本に掲載されている。 文溪堂編集グループによると、今年度の県版見直しに伴い、当初4年生以上の副読本に「慰霊の日」に向けた平和学習資料を盛り込むことになっていたが、低学年に関しても平和学習の必要性を訴える声が県内の学校現場などから上がり、昨年の段階で池間さんら2人の詩を盛り込むことになったという。本体収録には時間的に間に合わなかったため、今年度はB4判の掲載プリントを本に挟む方式を採用。同編集グループは「来年度は本体に収録したい」と話した。 同社によると、6月上旬ごろまで各校からの受注が続くが、今年度は約5000部の注文が見込まれているという。 詩の掲載を受け池間さんは「戦争についてお母さんに聞いてみたら『大人と大人のけんかだよ』と教えてくれた。この詩を読んで戦争はやっぱりだめだなと思う人がいたらうれしい」と語った。 また仲宗根君は、「自分の書いた詩が道徳の本に載ってうれしい。家族も喜んでくれた」とうれしそうに話した。
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☆ 弁当おいしいな/各幼・小学校で遠足
☆ 池間6段が優勝全国へ/朝日アマ囲碁十傑戦沖縄大会