【那覇支局】宜野湾市で「チャーム美容室」を経営する平良市出身の友利キヨさん(68)が、これまで新聞や雑誌に投稿したものをまとめた著書「言葉を紡(つむ)ぐ
−日々の暮らしの中から」を発行した。B6判、246ページ、パレット企画印刷。定価1000円。
友利さんは文章を書き始めたきっかけを、「子育てと両親の介護を終え、還暦を迎えて新聞に投稿したら、友人知人からの反響に驚いた。楽しくなって自己研さんのつもりで書いてきた」と話す。
同書は、県内紙の琉球新報、沖縄タイムスをはじめ、宮古毎日新聞、宮古新報への投稿、ぱいぬ島文芸への寄稿、その他の文章をまとめた。友利さんがその折々に全精魂を傾けて書き上げた結晶とも言える作品集。
「@ふるさとと友と」「Aわたしの家族」「B感謝と癒し」「C老いる」「D心をよぎる出来事」「E論考」の6つの構成で87点を収録。同期会、家族、生活、観光、犯罪、戦争問題など多岐にわたっている。
友利さんは「いずれはと思っていたが、こんなに早く私にも本ができた」と初の出版を喜び、「未熟なので、これからもっと勉強して人が面白いと思うものが書けたらいい」と意欲を示した。
問い合わせは友利さん(電話:098-898-3715)まで。
写真説明・初の著書「言葉を紡ぐ」を手に友利キヨさん
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