2004年(平成1
6年)
1月 10日
土曜日
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過去最高の104万2705人/03年宮古空港乗降客数
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平良市、伊良部町など赤字団体/02年度全国市町村決算
総務省は9日、都道府県と市町村の2002年度普通会計決算をまとめた。実質収支は都道府県が1344億円、市町村が9439億円の各黒字だが、財政の健全性を示す起債制限比率や経常収支比率などの指標は悪化または横ばいで、財政の硬直化が進んだ。赤字団体は京都市ほか県内からは平良市、伊良部町など23団体(合併による特殊要因の8団体を除く)。 起債制限比率は、財政規模に対する実質的な借金返済額の割合。都道府県は前年度比0・1ポイントアップの12・4%で過去最高、市町村は4年連続の10・9%に高止まりしている。 一方、地方税や地方交付税など自治体が自由に使える財源のうち、人件費や借金返済費など固定費が占める割合である経常収支比率は、都道府県が3・0ポイント高い93・5%と過去2番目、市町村が2・8ポイントアップの87・4%で最高。 都道府県の歳入は51兆4642億円、歳出は50兆5039億円で、ともに4・6%減。4年連続で決算規模が縮小した。実質収支の赤字団体は前年度、大阪府だけだったが、新たに千葉県も加わった。市町村の歳入は2・2%減の51兆7966億円、歳出は1・9%減の50兆4260億円。 県、市町村とも決算規模が縮小したのは、歳入では景気低迷による地方税の落ち込みや国の補助金の減少が、歳出では公共事業削減がそれぞれ主因。歳入の借金依存が進み、歳出では借金返済が重くのし掛かる構図で、県と市町村合計の借入金残高は193兆7000億円に達する。 2002年度市町村決算で、実質収支が赤字となった23団体は次の通り。 【青森】黒石市、むつ市、三厩村、野辺地町【福島】泉崎村【京都】京都市【大阪】豊中市、寝屋川市、泉佐野市、貝塚市、交野市、泉大津市、泉南市、四条畷市、羽曳野市【奈良】御所市、大和高田市、大和郡山市【和歌山】高野口町【福岡】大牟田市、川崎町【沖縄】平良市、伊良部町 |
☆04年度の調査費計上求める/県営公園整備
【那覇支局】2001年度策定の「県広域緑化計画」で位置づけられた宮古圏域における県営広域公園について、宮古市町村会(会長・伊志嶺亮平良市長)は9日、県庁に比嘉茂政副知事を訪ね、その整備促進を求める要請を行った。伊志嶺市長は「建設場所について地元の合意形成は図られている。県営公園がないのは宮古圏域だけ。04年度予算で、公園計画の調査費計上をお願いしたい」と述べた。これに対し応対した比嘉副知事は、県の厳しい財政状況を説明した上で「土木建築部から04年度の基本調査費の要求は上がっているが、これから調整、検討していく段階」と、要請に対する明確な回答は避けた。 比嘉副知事は市町村合併の動きに触れ「合併するなら当然、新しい市の建設計画の中にも位置付けられるような形にしなければならない」との考えを示した。続けて「宮古広域においては一般、産業廃棄物の処理場建設の計画のこともある。環境整備と都市公園整備は不離一体だと考える。また伊良部架橋(の実施設計)も来年度には動きそうなので、そのような中で、広域公園も実現されるのではないか」と述べた。要請文は、県の広域緑地計画における「優れた海の環境を生かした水辺の公園(海の公園)づくりを目指す」との位置付けに感謝。公園候補地として「大野山林東海岸沿」で一致し、隣接地域や各種団体に理解・同意を得ていると強調。その上で「地域経済の活性化、観光振興に大きく寄与すると期待している。圏域では市町村合併論議も進み、住民は公園建設を懇請している」として、県に対し特段の高配を求めている。市町村会のほか、宮古市町村議会議長会、宮古市町村教育長会、沖縄宮古商工会議所、宮古観光協会、宮古地区婦人連合会、宮古青年会議所の連名。席上では、昨年九月の台風14号による被害を受け、仲間克城辺町長が「宮古を防災特区にできないか。指定されれば、各種事業も進めやすいのではないか」と持論を述べた。これに比嘉副知事は「機会があるごとに声を上げるべき。災害救助法で想定しているのは地震や水害、雪。風のことは想定していない。(沖縄では)今の法律では、救えないことがたくさんある」と賛同した。 写真説明・比嘉副知事(手前)に宮古の県営広域公園の整備促進を求めた伊志嶺市長ら=9日、県庁 |
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トウガンなど30トンを初出荷/関東や関西方面へ
☆改築工事の取り下げ検討/平良中体育館