自分の健康状態を知ろう

市地域包括支援センター

心身の心配ごとは相談を!

 あなたの健康状態は?。宮古島市地域包括支援センター(安谷屋政秀所長)では、基本チェックリストを使った高齢者の健康度把握を推進している。心身の健康に関する問題点を早期に把握し、心配ごとを解消して、要介護状態のお年寄りを増やさない地域づくりを目指す。基本チェックリストで赤色の部分に当てはまる人は、同センター(電話77・4906)や地域相談センターに気軽に相談するよう呼び掛けている。(砂川智江)

 

 

介護予防は地域づくり
宮古島市地域包括支援センター
安谷屋 政秀所長

 城辺、下地、上野の三地区で運動指導の介護予防事業が終了した。「病院に行く回数が減った」「体が軽くなった」「ストレス解消になった」などの声が聞こえ、参加者からの反応は上々だったという。
 しかし「講座で学んだことを生かし、終了後にも長く続けることが大切」と、課題を強調。今後は、運動に対する高齢者の自主性と継続性をサポートする仕組みづくりを推進していく考えだ。「介護予防は地域づくり。民生委員に協力をお願いしたり、社会福祉協議会との連携を強化して、個人の介護予防意識を促し、地域の体制を整えていきたい」と意欲を語る。
 年明けには、高齢者サロンやミニデイサービスへ運動指導士を派遣し、集団で運動機能の向上を目指す事業計画も。「義務的な意識ではなく、仲間と楽しく交流しながら健康づくりに努めてほしい」と、お年寄りが明るく元気なまちづくりを目指す。
 



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