豊かな視点、輝く個性
市民総合文化祭写真コンクール
21人が入賞、金賞に松堂邦彦さん きょう表彰式

 第一回宮古島市民総合文化祭・写真コンクールの入賞作品が七日までに決まった。今回のコンクールには三十七人から八十一点の応募があり、このうち二十一人が入賞を果たした。それぞれ独自の視点でとらえた写真が印象的。最高賞となる市長賞(金賞)には、松堂邦彦さん=平良字東仲宗根=の作品「霧雨にむせぶ樹々」が選ばれた。この作品は中国で撮影された風景写真。雨という難しい撮影環境の中で撮られているが、静まり返る道路に、その脇の樹木が見事にマッチしている雨中の雰囲気を演出し、見るものを引き込む作品に仕上げている。そのほかの受賞作も個性豊かな作品がずらり。子どもの自然体の笑顔をとらえた協会長賞、鳥が体を寄せ合う愛らしい瞬間を撮影した教育長賞など、市民の豊かな視点が各受賞作に反映されている。入賞者の表彰式はきょう十二日に宮古島市中央公民館で行われる。入賞作品は二十日から二十四日まで、市役所平良庁舎一階ロビーに展示される。(山下誠)
 

      市長賞(金賞)




松堂邦彦 「霧雨にむせぶ樹々」
 


    教育長賞(銀賞)



    横田恵子 「いつでもいっしょ!」
 


協会長賞(銀賞)



立津元勇 「仲良し三兄弟」
 

 

 


銅賞

下地理菜 「一緒に旨い!」

銅賞

仲田憲仁 「渚と犬」


 


銅賞

荷川取樹 「ひかるススキの穂」



 

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